レーシングブルズ F1イギリスGPでスローンとのコラボ特別リバリー

このコラボでは、2025年型マシン「VCARB 02」がスローンの特徴的なカリカチュア風ストリートアートによって彩られ、同様のデザインがシルバーストンの週末を通じて様々な形で展開される。
発表イベントはロンドンのFlannels Xストアで行われ、スローン本人とともにリアム・ローソン、アイザック・ハジャーが登壇した。
今回のアートワークはマシンにとどまらず、ドライバースーツやチームウェアにも反映。さらにスローンは木曜のパドックにも登場し、ローソンとハジャーとともに実際にガレージのデザインを手がけるという。
スローンはヨルバのルーツとロンドンのアーバンカルチャーに根ざしたグラフィティ美学で知られ、伝統的なアートの枠を壊し、話題性と独自性を武器にロンドンの現代アートシーンにおいて注目を集めている。今年5月にはFAカップのトロフィーデザインも手がけ、スポーツ界とのコラボでも実績を持つ。

VCARBのCEOピーター・バイエルは次のようにコメントした。
「スローンの作品はF1ではこれまでに見たことのないスタイルで、それがこのコラボレーションを実現させた理由でもある。HUGOとスローンとの取り組みは、我々のチームの持つ大胆な個性を反映するものであり、創造的な限界を押し広げてくれる。シルバーストンはシーズンでも重要な瞬間であり、ファンにまったく新しいものを届けられることを誇りに思っている」

スローンもまたこの機会を歓迎し、「アートがスピードと出会った。自分の“狂気”をぶつけたよ。ビジョンを信じてくれたHUGOとVCARBにビッグラブを」と語った。
HUGO BOSSグローバルマーケティングSVPのジェームス・フォスターは、「スローンのエネルギッシュなアートが施されたVCARBの新リバリーは、F1をサーキットの外のカルチャーへと拡張していくというHUGOの志を体現している。このコラボレーションは、独自の道を突き進むというHUGOとVCARBのDNAの力を見せつけるもの。シルバーストンでは全視線がVCARBに注がれることになるだろう」と語った。
カテゴリー: F1 / ビザ・キャッシュアップRB