ルノー、アロンソのアグレッシブさが裏目に出た10位
2008年5月26日

フェルナンド・アロンソは、スタンダード・ウェットタイヤで7番手からスタート。スタートでニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)をかわし6位に浮上。しかし、その後、ウォールに右リアタイヤを接触。ピットインでエクストリーム・ウェットに交換しプッシュするが、ローズ・ヘアピンでニック・ハイドフェルド(BMW)と接触。フロントウィングを破損し、ピットインで大きく順位を落とす。中盤、どこよりも早くドライタイヤに変更するギャンブルを行うが、健闘虚しく10位でレースを終えた。
トヨタ、戦略を生かせず下位に終わる
2008年5月26日

パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、ヤルノ・トゥルーリが8番手グリッド、ティモ・グロックが10番手グリッドでスタートした。両車とも良いスタートを切ったが、その後はタイヤの選択をはじめ、様々な事態が待ち受けていた。
ティモ・グロックは序盤のスピンのためノーズ交換のためピットイン。その際、エクストリームウェットタイヤに交換したが、コースが乾きつつある中で厳しい走行となり、ピットイン直前に再度スピン。ゴールまでの給油を行ったが、その後ドライタイヤに交換、最終的に12位でフィニッシュした。
角田裕毅 レッドブルF1担当エンジニアの設定ミスに激怒「事前に言うべき」
2025年8月7日

表面的には、角田裕毅がハンガリーGPを17位でフィニッシュし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに8ポジション差をつけられたことは、日本人ドライバーにとってさらに痛ましい結果と映る。しかし、今季途中にレッドブル・レーシングへ昇格して以来、今回の週末は角田裕毅にとってベストパフォーマンスのひとつだった可能性もある。
ルイス・ハミルトンの“触れられざる問題”にメルセデスF1内部から疑問の声
2025年8月7日

F1にグラウンドエフェクトカーが導入された2022年以降、ハミルトンは「かつてのようなドライバーではない」とデビッドソンは指摘する。
F1 モナコGP 決勝:優勝はハミルトン、中嶋一貴7位入賞
2008年5月25日

雨の中、ウェットでスタートしたモナコGP決勝レース。中盤からコンディションはドライに変わったが、レース距離に満たなかったため、2時間でレースは終了した。
多くの接触とタイヤ選択が運命を分けたモナコGP。優勝はマクラーレンのルイス・ハミルトン。2位にはBMWのロバート・クビサ、3位には、フェラーリのフェリペ・マッサが入った。
デビッド・クルサード、5グリッド降格処分
2008年5月25日

クルサードは、24日に行われた予選Q2終了直前に、トンネル出口でコントロールを失い、大クラッシュ。それでも10番グリッドとなるタイムを記録していたが、彼のRB4は、新しいトランスミッションを含む、広範囲の修復が必要となった。
佐藤琢磨、今夜フジテレビに登場
2008年5月25日

佐藤琢磨は23日(木)にモナコGPの会場を訪れ、マスコミの取材に応じた。今夜25日(日)にフジテレビで放送されるF1モナコGP決勝の中で、そのインタビューの模様が放映される。
佐藤琢磨は、ホンダ、ルノーのシートが噂されるなど、今後について注目を集めている。
F1第6戦:モナコGP予選 (ドライバーコメント)
2008年5月25日

FORMULA 1 Grand Prix de Monaco 2008
1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「信じられないね!いつも苦しんでいたトラックでポールポジションを獲ったんだ。今、少しは好きになり始めているよ・・・素晴らしいマシンでパーフェクトなラップを行うことができた。懸命に全ての部分で出来る限り詳細まで注意して作業した結果だ。ラップを終えた後、ラジオで誰も何も言わなかったんだ。そして、突然、ロブ(・スメドレー、フェリエのエンジニア)が叫んだんだ。“信じられない、ポールだ!”ってね。僕は、ちょうど止まることが出来なかったので、インラップの間、ずっとニヤけていたよ。これから明日のレースのために集中力を維持しなければならない。それはとても難しいことだ。雨が降っていたら、さらに複雑になっていただろう。前からのスタートは、最高の状況ということだ。でも、すべてを完璧に行わなければならない。僕たちは去年と比べて、状況を改善するためにたくさんのセットアップ作業をしたし、この決断が成果を挙げたと思う。」
2位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「ポールポジションにいる方が好ましいのは明らかだし、否定はできない。でも、2台のフェラーリが残りより前にいることはチームにとって素晴らしい結果だ。明日は雨が降ると思うので、レースは運になるだろう。ドライは退屈なレースになる危険があるから、もっとオーバーテイクの機会が多くなるかもしれない。全体的に、マシンには満足している。最初の計測ラップではタイヤを最大限に使うことに少し苦労した。だからQ3の2回目の走行で最初の数コーナーが少し難しいことはわかっていた。今週末の前は、このトラックでのタイヤのポテンシャルにいくつか疑いがあったけど、この結果は、僕たちがうまく作業し、昨年と比べて前進しているを確認できた。」
3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「ポールの方が好ましかったのは明らかだね。でも、マシンの感触と戦略には満足している。チームは手堅い仕事をしたし、トラフィックの問題もなかった。予選の最後の2回目の計測ラップは良かったけど、ターン8のトラクション加速が少し足りなくて、第2セクターで少しタイムを失った。第3セクターでは、最終コーナーで遅めのブレーキをきちんとできなかった。でも、僕たちには良い戦略があるし、レースにかなりの自信があるよ。明日は天気予報では雨が降りそうだし、どんなことも起こりえるね。」
フェラーリ:モナコGP予選 フロントロー独占
2008年5月25日

モナコが好きではないことを公言していたマッサだが、見事に自身初となるポールポジションを獲得。すべてのセッションを1位で通過した。
ライコネンもマッサに次ぐ2番手ポジションを獲得し、優位とされたライバルのマクラーレンの前に出た。
マクラーレン:モナコGP予選 2列目からのスタート
2008年5月25日

フェラーリの先行を許したマクラーレン勢。しかし、週末を通して速さをみせており、Q1とQ2でも上位タイムを記録している。
決勝レースでは、戦略面でフェラーリとの燃料搭載量の差が気になるところだ。
レッドブル:モナコGP予選 クルサードが大クラッシュ
2008年5月25日

Q2の最後のセッションで、デビッド・クルサードが大クラッシュ。トンネル出口のヌーベルシケインの手前のブレーキングで、突然マシンが右を向き、壁に衝突。エスケープゾーンに突っ込んでいった。クルサードに怪我はなかった。
このクラッシュにより、イエローフラッグが降られ、後続車のタイムアタックを妨げることになってしまった。Q3に進出したが、マシンの損傷により走行を行うことはできず、10番手で予選を終えた。