レッドブル、2009年のドライバーラインナップに期待

2008年8月15日
クリスチャン・ホーナーとセバスチャン・ベッテル
レッドブルのチーム代表クチスチャン・ホーナーは、来年のセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーのコンビに期待を寄せている。

レッドブルは、引退するデビッド・クルサードの後任としてセバスチャン・ベッテルとの契約を発表。そして、マーク・ウェバーと新たに2009年の契約を結んでいる。

「セバスチャンは大きなポテンシャルを持っている。彼はどんどん良くなっているし、まだ若い。」

ルイス・ハミルトン、フェラーリへの警戒を強める

2008年8月15日
チャンピオンシップ首位に立つルイス・ハミルトン(マクラーレン)
ルイス・ハミルトンは、ハンガリーGPを振り返り、フェラーリの戦いがマクラーレンへの警告となっていると語った。

イギリスGPとドイツGPを制し、チャンピオンシップ首位で迎えたハンガリーGPでは、マッサにスタートで先行され、彼にエンジンブローがなければ勝利をさらわれていたルイス・ハミルトン。

現在もチャンピオンシップの首位に立ち、ライコネンに5ポイント差をつけているハミルトンだが、残り7レースで依然としてフェラーリへの警戒を強めている。

レッドブル、4位獲得に向けて再プッシュ

2008年8月14日
巻き返しを誓うレッドブル
レッドブルは、コンストラクターズ4位に向けて再プッシュを計画している。レッドブルは最近のレースでトヨタとルノーに抜かれ、現在は6位にいる。

モナコGPを終えた時点で、レッドブルは4位争いから抜き出たかに思えたが、シーズン中盤にトヨタとルノーが調子をあげ、6位まで後退した。

レッドブルがここ4レースでノーポイントに終わる一方で、トヨタとルノーは表彰台を獲得。それぞれのチームのセカンドドライバーが競争力をつけ、ティモ・グロックは11ポイント、ネルソン・ピケJr.は7ポイントをあげている。

メカクローム社、エンジン凍結を非難

2008年8月14日
ルノー RS27エンジン(画像)
エンジニアリング会社であるメカクロームは、F1のエンジン凍結が最近の財政難の一因となっていると指摘した。

F1とGP2、さらには航空業界と密接に関わっているメカクロームは、今週、最近の四半期の損失が1,750万ドルまで深まると発表した。

モントリオールに拠点を置くメカクロームは、航空宇宙産業プログラムの遅れを「F1のエンジン開発の凍結と技術規定の変更と同じだ」と非難した。

フェラーリ、ブリヂストンのタイヤ選択を批判

2008年8月14日
アルド・コスタとステファノ・ドメニカリ(フェラーリ)
フェラーリは、ブリヂストンのタイヤ選択を批判した。

フェラーリのテクニカル・ディレクターを務めるアルド・コスタは、ブリヂストンが選択する2つのタイヤコンパウンドに対して「いくつかのサーキットでは、硬すぎると思う」との意見を述べた。

ブリヂストンは昨日2008年の残りのグランプリのタイヤスペックを発表。初開催のシンガポールではスーパーソフトとソフトを選択、最終戦のブラジルGPでは昨年より1段階硬いミディアムとソフトに変更となった。

F1:シャークフィン

2008年8月14日
シャークフィン(画像)
ハンガリーGPでトップチームのフェラーリが導入し、シャークフィンはもはやF1の空力デバイスのスタンダードとなったといっても過言ではない。

シャークフィンは、今シーズンの初戦からレッドブルが導入。第4戦スペインGPではルノー、第6戦モナコGPではトロ・ロッソ、第9戦イギリスGPではフォース・インディアが投入し、先のハンガリーGPでは、新たにフェラーリ、トヨタ、ホンダが取りいれた。

ディノ・トソ氏が他界

2008年8月13日
ディノ・トソ
ルノーは13日(水)、チームの元空力技術ディレクターであるディノ・トソが、闘病の末に他界したことを発表した。

ルノーの空力部門を支えたディノ・トソが他界した。39歳だった。

ディノ・トソは1995年にBMWのGTプログラムでモータースポーツの仕事に就き、1997年にジョーダンへ移籍するまでエンジニアとして働いた。2000年にジョーダン時代の同僚であるマイク・ガスコインと共にルノーへ移籍。2003年に空力部門のチームに昇格した。

KERS (運動エネルギー回生システム)

2008年8月13日
KERS
2009年から大幅に改正されるF1レギュレーション。その中でも、最も大きな変化となるのがKERS(運動エネルギー回生システム)だろう。

KERS(Kinetic Energy Recovery System)とは、これまで熱として放出されていた減速時のエネルギーを回収し、機械的または電気的エネルギーとして貯蔵し再利用するシステムである。

F1ではまったく未知のデバイスとなるKERS。果たしてKERSはF1にどのような変化をもたらすのだろうか。

ジュール・ビアンキ、F1へ有望な若手フランス人

2008年8月13日
ジュール・ビアンキ
ジュール・ビアンキは、先週末ゾルダーで開催されたマスターズF3で見事な優勝を遂げ、フランスの期待を集めている。

弱冠18歳のジュール・ビアンキが、マスターズF3で優勝を飾った。チームメイトでウィリアムズのテストドライバーのニコ・ヒュルケンベルグをおさえ、カートを卒業してわずか2年目で重要な勝利をあげた。

ジュール・ビアンキは、GTワールドチャンピオン、マウロ・ビアンキの孫息子であり、1960年代にグランプリに19回出走し、ル・マンの優勝経験があるルシアン・ビアンキの甥である。
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