トヨタ TF109の空力処理

2009年1月16日
トヨタ TF109
トヨタ TF109は、正攻法なアプローチで空力処理を施してきたように思える。

シャシーは、パスカル・バセロンによって設計され、マーク・ギランが初めてエアロダイナミクスをまとめたTF109は、規制の多い新しいレギュレーションを均整のとれた美しいデザインで対応している。

両方エンジニアは、TF109の開発において、メカニカル面とエアロ面の両方で安定性を目指した。

トヨタ TF109 開発ストーリー

2009年1月15日
トヨタ TF109 開発
トヨタの2009年シーズン向けF1カーを意味する“TF109”は、最もホットなレースカーである。最新技術と人間的な情熱という2つの要素を上手く組み合わせることに成功した、衝撃的な作品が初めて一般の前に姿を現した。この素晴らしいコンビネーションの下で、“TF109”は2007年10月から開発が行われてきた。

“TF109”はパナソニック・トヨタ・レーシングの近年のレースカーから進化し、FIAによって規定された、新しいボディ形状をまとった。それは幅の広がったフロントウィング、逆に狭くなったリアウィングと、より少なくなった空力パーツからなっており、それらが2009年向けF1カーの装備となる。

トヨタ TF109

2009年1月15日
TF109
TOYOTA TF109
トヨタの2009年F1マシン「TF109」は、パナソニック・トヨタ・レーシングの近年のレースカーから進化し、FIAによって規定された、新しいボディ形状をまとった。それは幅の広がったフロントウィング、逆に狭くなったリアウィングと、より少なくなった空力パーツからなっており、それらが2009年向けF1カーの装備となる。

ヤルノ・トゥルーリ ヘルメット (2009年)

2009年1月15日
ヤルノ・トゥルーリ ヘルメット(2009年)
ヤルノ・トゥルーリの2009年のヘルメット。去年はヘルメットのカラーリングを全面的に変更したトゥルーリですが、今年は今のところ全く変更はありません。母国イタリア国旗のカラーリングである赤・緑・白をあしらったミラーカラーリング。サイドにはイニシャルであるJ.T.をモチーフとしたデザインが入れられている。ベル製。

ティモ・グロック ヘルメット (2009年)

2009年1月15日
ティモ・グロック ヘルメット
ティモ・グロックの2009年のヘルメット。トヨタでの2年目のF1シーズンとなる2009年、グロックはヘルメットのデザインをマイナーチェンジ。サイドに入れられたドイツ国旗をはじめ、全体的なデザインイメージに変更はないが、ベースカラーリングはより鮮やかなオレンジとなり、顎周りをはじめブラックがフィーチャーされた。ヘルメットサイドには、イニシャルの「TG」、キャラクター「GLOCKDOG」、そして「風の息子」の文字が入れられている。アライ製。

小林可夢偉 ヘルメット (2009年)

2009年1月15日
小林可夢偉 ヘルメット (2009年)
小林可夢偉の2009年のヘルメット。トヨタでサードドライバーとしての2年目を迎える小林可夢偉は、ヘルメットのカラーリングをマイナーチェンジ。昨年はホワイトを効果的に使っていたが、今年はその部分をゴールドにチェンジ。ボディ部も赤とオレンジがよりはっきりした色合いとあり、より個性的を主張しています。トップの「可夢偉」の文字は健在。

ヤルノ・トゥルーリ Q&A (2009年シーズンプレビュー)

2009年1月15日
ヤルノ・トゥルーリ
ヤルノ・トゥルーリの2009年シーズンプレビュー

2009年シーズンへ向けた予想は?
トヨタの競争力は再び高くなると予想している。それ以上のことは言えない。シーズン最初の数戦が終わるまで待つしかない。私自身は非常に自信家であり、常にポジティブなので、今シーズンも上手く行くと考えており、高い望みを持っている。しかしながら、私の経験では、冬季オフシーズンに何を言っても、その多くは、シーズンが始まるまでほとんど意味がないことが分かっている。重要なのは、実際にコースで何をするかだ。トヨタでの初優勝のために戦えることを望んでおり、それは私の夢だ。現在のF1は非常に競争が激しいので、今シーズンはエキサイティングで、非常に興味深いものになると予想している。シーズンを迎えるのが楽しみだ。

ティモ・グロック Q&A (2009年シーズンプレビュー)

2009年1月15日
ティモ・グロック
ティモ・グロックの2009年シーズンプレビュー

2009年の個人的な目標は?
力強かったトヨタとの1年目のシーズンを基に、今年はそれ以上の結果を望んでいる。それは、多くのレースで、可能であれば全戦で、安定してポイントを獲得するということであり、もっと表彰台に上る機会を増やすことを意味している。トヨタでのF1初優勝をもたらすのが夢だ。初めてのF1フル参戦シーズンに2位表彰台を獲得できたことは大変良かったが、今は、更に回数を増やし、表彰台の常連になりたいと思っている。表彰台でのシャンパンファイトにも慣れたからね! 私個人の能力に関しては、昨シーズンの間に果たせた進歩にとても満足している。エンジニアやクルーそしてチーム全体と素晴らしい協力関係に気付くことが出来た。そしてそれは今後も続いていくと思う。ドライバーとしては、チームとF1カーについて多くを学んだが、その経験は“TF109”の開発において大いに役に立つだろう。

小林可夢偉 Q&A (2009年シーズンプレビュー)

2009年1月15日
小林可夢偉
小林可夢偉の2009年シーズンプレビュー

パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーとして2年目のシーズンを迎えることについてどう考えていますか?
今年もチームと共にいられることはとても嬉しいし、“TF109”の開発に挑戦することを楽しみにしている。今年もGP2アジアシリーズとGP2シリーズに参戦しながらトヨタのサードドライバーの役割を果たすことになり、忙しいシーズンになるだろうが、私は若いし、レーシングカーをドライブすることを愛しているので問題はない。今年は私にとって重要な年になるだろう。F1へ向けてのキャリアを完璧なものとするために、是非ともGP2での成功を果たしたい。将来どうなるかはわからないが、今年は決して諦めることなく、常に全力を尽くして戦っていくつもりだ。
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