キャデラックF1、TWG AIと複数年契約 独占AIパートナーで2026年F1参戦へ
キャデラックF1チームは、TWGグローバルの先端インテリジェンス部門であるTWG AIと複数年契約を結び、同チームのプライマリーかつ独占的AIパートナーに就任したと発表した。

2026年FIA F1世界選手権への参戦を控えるキャデラックF1チームにとって、この提携はチーム創設初期から運営の中枢にAIを組み込む戦略的な一歩となる。

TWG AIは、データ、人材、意思決定を単一の適応型パフォーマンスエンジンとして統合するエンタープライズ向けインテリジェンスシステムを提供しており、10年以上ぶりの新規参戦チームとなるキャデラックF1に、その基盤技術を深く埋め込むことになる。

「TWG AIを最初のプライマリーパートナーとして迎えられることを誇りに思う」と、キャデラックF1チーム・ホールディングスLLCのCEOであるダン・トウリスは述べた。

「我々は初日から、エンジニアリングの卓越性とインテリジェントなシステム、そして長期的な思考を組み合わせた“未来のF1チーム”を構築することを目指してきた。TWG AIはその思想を共有しており、彼らの技術は日々のオペレーションの中核に組み込まれ、より速く、より賢い意思決定を可能にし、あらゆるレベルでパフォーマンスを引き出し、現代的なF1チームの新たな基準を打ち立てることになる」

このパートナーシップは、精密さ、革新性、スピードを軸にする2つの組織を結び付けるものだ。キャデラックF1チームがモータースポーツにおける世界基準を確立しようとする中で、TWG AIはそのパフォーマンスの未来を支える役割を担う。

「この提携は、正しく設計されたAIがスポーツでもビジネスでも“パフォーマンスを増幅させる存在”になるという我々の確信を示している」と、TWG AIの社長であるドリュー・クーカーは語った。

「キャデラックF1チームと進めている取り組みは、迅速な意思決定、正確な情報、高いリスクといった同様の課題に直面するエンタープライズ環境にも、そのまま応用できるものだ」

今回の提携は、単なるAI導入ではなく、組織全体を知能主導で変革するモデルを示すものでもある。データ、人の専門性、組織知を一体化したシステムとして機能させることが狙いだ。

「F1チームをゼロから立ち上げることは、非常に稀な“意図的に設計できる機会”を与えてくれる」と、キャデラックF1チーム代表のグレアム・ロードンは述べた。

「既存のレガシーシステムを引き継ぐのではなく、最初から正しい基盤を設計できる。TWG AIのアプローチはその哲学と一致しており、意図的に構築し、厳密に検証し、長期的なパフォーマンスを見据えて計画するという点で共通している」

キャデラック F1

TWG AIは、意思決定を支える知能がそのスピードに追いつかなければならない環境を得意としており、キャデラックF1チームはその能力を最高峰の競争レベルで試す場となる。

この取り組みを土台として、TWG AIは主要なF1開催地に合わせたソートリーダーシップ・シリーズの開催も計画しており、業界リーダーを招いて、統合されたインテリジェンスがどのように新たな経済モデルを生み出し、企業価値の定義を変えていくのかを議論する場を設ける予定だ。

キャデラックF1チームは、TWGモータースポーツおよびゼネラルモーターズの支援を受け、アメリカ・インディアナ州インディアナポリス、ノースカロライナ州シャーロット、そして英国シルバーストンを拠点に活動しており、2026年のF1デビューに向けて、マシンから組織文化に至るまで、すべてを一から構築している。

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カテゴリー: F1 / キャデラックF1チーム / F1スポンサー