コバライネン
ヘイキ・コバライネンは、シンガポールGPの予選に向け、エンジン交換の“ジョーカー”をきった。

コバライネンは、今シーズンまだ“ジョーカー”と呼ばれるペナルティのないエンジン交換を使っていない。チームはコバライネンのメルセデスV8エンジンの消耗に気付き、土曜日の朝にエンジン交換することを決定した。

「我々は予防措置としてヘイキのマシンのエンジンを交換した。」とメルセデス・モータースポーツ部門のノルベルト・ハウグは語る。

「我々はエンジンにわずかな消耗をみつけた。これはジョーカーエンジンだ。だからペナルティは適用されない。決定は昨日なされた。」

ハウグは、この変更が単に予防のためであり、“ジョーカー”ルールがなかったら、行わなかったと強調した。

「ジョーカーエンジンがなかったら、もちろんなにも行わなかった。問題がない可能性は高い。」

「一年の重要な時期だし、利用できるならば使うべきだ。我々はこれまで非常に高い信頼性をみせた。1〜2%でもリスクがわかっているなら、たとえそれが少なくても、使えるなら使うべきた。」

コバライネンのチームメイトでタイトル争いを繰り広げているルイス・ハミルトンは、まだジョーカーを残している。

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カテゴリー: F1 / ヘイキ・コバライネン / マクラーレンF1チーム / F1シンガポールGP