ブリヂストン:F1スペインGP決勝レースを振り返る
2009年5月11日
ブリヂストンが、2009年F1第5戦 スペインGPの決勝レースを振り返った。
快晴の暑いコンディションの中で開催されたF1スペインGPは、戦略性の高いレースが展開され、ブラウンGPのジェンソン・バトンがソフト・ソフト・ハードの2ストップ戦略で優勝した。
バトンに13秒遅れでフィニッシュしたのは、ソフト・ソフト・ソフト・ハードの3ストップ戦略で戦ったチームメイトのルーベンス・バリチェロ。3位表彰台はバトンと同じ戦略を使ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーの手に渡った。
快晴の暑いコンディションの中で開催されたF1スペインGPは、戦略性の高いレースが展開され、ブラウンGPのジェンソン・バトンがソフト・ソフト・ハードの2ストップ戦略で優勝した。
バトンに13秒遅れでフィニッシュしたのは、ソフト・ソフト・ソフト・ハードの3ストップ戦略で戦ったチームメイトのルーベンス・バリチェロ。3位表彰台はバトンと同じ戦略を使ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーの手に渡った。
ブラウンGP:今季2度目のワン・ツー (F1スペインGP)
2009年5月11日
ブラウンGPは、F1スペインGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが優勝、ルーベンス・バリチェロが2位に入り、今季2度目のワン・ツー・フィニッシュをきめた。
スタートでは、バリチェロがバトンをかわしレースをリード。しかし、セーフティカーが入ったことで、バトンは3ストップから2ストップに変更。バリチェロが第3スティントでタイムを伸ばせなかったこともあり、バトンがバリチェロをかわし、今季4勝目を挙げた。
スタートでは、バリチェロがバトンをかわしレースをリード。しかし、セーフティカーが入ったことで、バトンは3ストップから2ストップに変更。バリチェロが第3スティントでタイムを伸ばせなかったこともあり、バトンがバリチェロをかわし、今季4勝目を挙げた。
フェラーリ:またしても醜態をさらす (F1スペインGP)
2009年5月11日
フェラーリは、F1スペインGPの決勝レースで、フェリペ・マッサが6位、キミ・ライコネンはリタイアだった。
昨日の予選でのミスに続き、フェラーリが、またしても信頼性とチーム力の弱さを露呈させた。
ライコネンはハイドロリックの問題でリタイア。マッサはレースを走り切る燃料がなく、スロー走行を余儀なくされ、4位フィニッシュを逃した。
昨日の予選でのミスに続き、フェラーリが、またしても信頼性とチーム力の弱さを露呈させた。
ライコネンはハイドロリックの問題でリタイア。マッサはレースを走り切る燃料がなく、スロー走行を余儀なくされ、4位フィニッシュを逃した。
レッドブル:ウェバーが3位表彰台 (F1スペインGP)
2009年5月11日
レッドブルは、F1スペインGPの決勝レースで、マーク・ウェバーが3位、セバスチャン・ベッテルは4位だった。
レッドブルが3-4フィニッシュを果たした。序盤は、ベッテルの後ろを走行していたマーク・ウェバーだが、最終スティントでハードタイヤでペースが落ちたマッサの後ろで身動きがとれないベッテルをピットストップでかわすことに成功。今季2度目の表彰台を獲得した。
レッドブルが3-4フィニッシュを果たした。序盤は、ベッテルの後ろを走行していたマーク・ウェバーだが、最終スティントでハードタイヤでペースが落ちたマッサの後ろで身動きがとれないベッテルをピットストップでかわすことに成功。今季2度目の表彰台を獲得した。
トヨタ:今季初のノーポイント (F1スペインGP)
2009年5月11日
トヨタは、F1スペインGPの決勝レースで、ティモ・グロックが10位、ヤルノ・トゥルーリは、1周目の多重クラッシュの原因となりリタイアに終わった。
ティモ・グロック (10位)
「タフなレースだった。うまくスタートができなかった。ヤルノも同様だったが、うまくスタートできなかった理由を分析しなければならない。ヤルノの後ろにつき、第1コーナーを迎えたが、彼がスピンするのが見えた。この事故を通り抜けると、(ニコ・)ロズベルグが前にいたが、スリップストリームに入れるほど、彼に充分近づくことができなかった。近づいた際には、タイヤの性能が落ち、追いつくことができなかった。前を誰も走っていないときでも、クルマがシックリこない部分も感じたので、何が原因かチェックし、次のレースは、もっと強くなって戻ってきたい」
ティモ・グロック (10位)
「タフなレースだった。うまくスタートができなかった。ヤルノも同様だったが、うまくスタートできなかった理由を分析しなければならない。ヤルノの後ろにつき、第1コーナーを迎えたが、彼がスピンするのが見えた。この事故を通り抜けると、(ニコ・)ロズベルグが前にいたが、スリップストリームに入れるほど、彼に充分近づくことができなかった。近づいた際には、タイヤの性能が落ち、追いつくことができなかった。前を誰も走っていないときでも、クルマがシックリこない部分も感じたので、何が原因かチェックし、次のレースは、もっと強くなって戻ってきたい」
ルノー:アロンソが5位入賞 (F1スペインGP)
2009年5月11日
ルノーは、F1スペインGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが5位、ネルソン・ピケJr.は12位だった。
フェルナンド・アロンソ (5位)
「僕たちにとっては素晴らしいレースだった。スタート前はあまり楽観的ではなかったし、シミュレーションでは9位か10位でフィニッシュすることになっていた。でも、良いスタートを切って、1コーナーのあとで6位まで順位を上げた。クルマはレース中本当にうまく働いていたし、ファイナルラップでマッサをオーバーテイクすることができた。ファンにとっても面白いレースだったね」
フェルナンド・アロンソ (5位)
「僕たちにとっては素晴らしいレースだった。スタート前はあまり楽観的ではなかったし、シミュレーションでは9位か10位でフィニッシュすることになっていた。でも、良いスタートを切って、1コーナーのあとで6位まで順位を上げた。クルマはレース中本当にうまく働いていたし、ファイナルラップでマッサをオーバーテイクすることができた。ファンにとっても面白いレースだったね」
ウィリアムズ:中嶋一貴は13位 (F1スペインGP)
2009年5月11日
ウィリアムズは、F1スペインGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが8位、中嶋一貴は13位だった。
中嶋一貴 (13位)
「再び難しいレースになってしまいました。最初のラップの事故に巻き込まれてしまって、居場所を見つけることができなくて、フロントウイングにダメージを負ってしまった。セーフティカーが入ったので、あまり多くタイムは失わなかったけど、僕のレースはそこで終わってしまいました。レースペースはかなり良かったし、フィジケラの前に出ることができたけど、期待はずれな週末に終わってしまいました」
中嶋一貴 (13位)
「再び難しいレースになってしまいました。最初のラップの事故に巻き込まれてしまって、居場所を見つけることができなくて、フロントウイングにダメージを負ってしまった。セーフティカーが入ったので、あまり多くタイムは失わなかったけど、僕のレースはそこで終わってしまいました。レースペースはかなり良かったし、フィジケラの前に出ることができたけど、期待はずれな週末に終わってしまいました」
BMWザウバー:ハイドフェルドが7位入賞 (F1スペインGP)
2009年5月11日
BMWザウバーは、F1スペインGPの決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが7位、ロバート・クビサは11位だった。
ニック・ハイドフェルド (7位)
「タフなレースだったけど、良いレースだったと思う。誕生日プレゼントとしてポイントを望んでいたけど、13位からのスタートだったので、正直なところ今回はあまり考えていなかった。4つポジションをあげたスタートが決定的だった。1コーナーで後ろからヒットされたけど、幸運にもマシンはダメージを負わなかった。レース後半にキミ・ライコネンからポジションを守るのは簡単ではなかったし、その戦いにより遅くなってしまい、上位に近づくことができなかった。ピットクルーは素晴らしい仕事をしてくれて、2回目のピットストップでニコ・ロズベルグの前に出ることができた。僕たちにとっては素晴らしい結果だし、レースペースは、新しい空力パッケージがはっきりと改善したことを証明した。残りのシーズンのためには良いニュースだ」
ニック・ハイドフェルド (7位)
「タフなレースだったけど、良いレースだったと思う。誕生日プレゼントとしてポイントを望んでいたけど、13位からのスタートだったので、正直なところ今回はあまり考えていなかった。4つポジションをあげたスタートが決定的だった。1コーナーで後ろからヒットされたけど、幸運にもマシンはダメージを負わなかった。レース後半にキミ・ライコネンからポジションを守るのは簡単ではなかったし、その戦いにより遅くなってしまい、上位に近づくことができなかった。ピットクルーは素晴らしい仕事をしてくれて、2回目のピットストップでニコ・ロズベルグの前に出ることができた。僕たちにとっては素晴らしい結果だし、レースペースは、新しい空力パッケージがはっきりと改善したことを証明した。残りのシーズンのためには良いニュースだ」
マクラーレン:ハミルトンは9位 (F1スペインGP)
2009年5月11日
マクラーレンは、F1スペインGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが9位、ヘイキ・コバライネンはギアボックストラブルによりリタイアに終わった。
ルイス・ハミルトン (9位)
「トップ勢と比較してダウンフォースが足りず、苦戦を強いられた。多重クラッシュ中にカーボンファイバーの残骸を踏んでしまったので、タイヤに問題がないかずっと気がかりだった。精神的にもタフで長いレースだったし、マシンをコースにとどめておくだけでもひと苦労だった。特に第2スティント終盤は、タイヤが完全に終わってしまい、まるで氷の上を走っているかのような場面もあった。最終スティントでは、プライムタイヤ(ハードタイヤ)を履いたが、この時もほとんどグリップが感じられなかった。最初から最後まで全力で戦った結果が9位では、週末を通じてハードワークを続けてくれたスタッフに報いることができない。次戦モナコは高速コーナーがないので、今回よりもいいレースができると期待したい。もう気持ちの切り換えはできている」
ルイス・ハミルトン (9位)
「トップ勢と比較してダウンフォースが足りず、苦戦を強いられた。多重クラッシュ中にカーボンファイバーの残骸を踏んでしまったので、タイヤに問題がないかずっと気がかりだった。精神的にもタフで長いレースだったし、マシンをコースにとどめておくだけでもひと苦労だった。特に第2スティント終盤は、タイヤが完全に終わってしまい、まるで氷の上を走っているかのような場面もあった。最終スティントでは、プライムタイヤ(ハードタイヤ)を履いたが、この時もほとんどグリップが感じられなかった。最初から最後まで全力で戦った結果が9位では、週末を通じてハードワークを続けてくれたスタッフに報いることができない。次戦モナコは高速コーナーがないので、今回よりもいいレースができると期待したい。もう気持ちの切り換えはできている」