マクラーレン、世界モータースポーツ評議会に召集

2009年4月8日
マクラーレンの行為が審議に
マクラーレンが、4月29日にパリで行われる世界モータースポーツ評議会に召集されることになった。

これにより、マクラーレンに2009年のワールドチャンピオンシップで何らかの制裁措置が科せられる可能性が高まってきた。

オーストラリアGPでの一件で、マクラーレンはFIAの国際スポーティング規約に違反したとみられており、FIAはマクラーレンが以下の罪にあたるとの声明を発表した。

ミハエル・シューマッハ、今シーズンでフェラーリを離脱か

2009年4月8日
ミハエル・シューマッハ、フェラーリを離脱か
ミハエル・シューマッハは、フェラーリとのアドバイザー契約が満了する今シーズンでフェラーリを離脱するかもしれないとマネジャーであるウィリー・ウェバーは語る。

2006年でF1を引退したミハエル・シューマッハだが、その後もフェラーリでテスト走行を行ったり、グランプリに参加するなど、アドバイザーとしてフェラーリに残っている。

ティモ・グロック、マレーシアGPを振り返る

2009年4月8日
ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
ティモ・グロックが、3位表彰台を獲得したF1第2戦マレーシアGPを振り返った。

3番手からレースをスタートして、フィニッシュも3位でしたが、レース内容はそれほど単純ではありませんでしたよね?
まったく違ったね。今回は、特にレース戦略の点から見て、本当に判断が難しいレースだったし、それに雨が土砂降りになってからのあの状況ではドライブを続けるのは不可能だった。私にとってはとにかくアクションがいっぱいの、とても楽しいレースだったよ。スタート直後の1コーナーでは幾つか順位を落としたものの、インターミディエイトタイヤを履いてからはコース上で私が最速だったから、たくさんのクルマを追い越して行って、最後にはトップ争いをしていたんだ。あれは本当に信じられなかった。

ライコネンのタイヤ戦略にミハエル・シューマッハが関与か

2009年4月8日
ミハエル・シューマッハ
マレーシアGPでのレースを台無しにしたキミ・ライコネンのタイヤ選択には、ミハエル・シューマッハが関与していたという。

天気予報に基づいていたとはいえ、ほぼドライの状況でライコネンにレインタイヤを履かせた送り出したフェラーリのピット戦略は、傍目にも無謀なギャンブルにみえた。

ブラウンGPのサードドライバーであるアレキサンダー・ブルツは「カジノでひとつの数字に賭けるようなものだ」とフェラーリの作戦を表現。

メルセデス・ベンツにF1撤退の可能性が再浮上

2009年4月8日
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
メルセデス・ベンツがF1を撤退する可能性が再び持ち上がっている。

メルセデス・ベンツの親会社ダイムラーは、毎月10億ドル(約1,000億円)の赤字とみられており、8日に開催が予定される株主総会で重役の給与をカットするなどの大幅なコスト削減対策が議題にあがるとみられている。

メルセデス・ベンツのモータースポーツ副社長のノルベルト・ハウグは、マレーシアGPでメルセデス・ベンツのF1活動の将来に保証はないと語っていた。

小林可夢偉、GP2アジアチャンピオンへ王手

2009年4月7日
小林可夢偉
小林可夢偉は、GP2アジアシリーズ第5戦 マレーシアGPで、第1レースで2位表彰台を獲得。第2レースは7位だったが、ポイントランキング首位を守った。

3日に行われたフリー走行で小林可夢偉はトップタイムをマーク。午後4時からの予選ではセッション開始前に雨が降り、ウェットから徐々に乾いていく路面でのアタックとなった。好走を見せていた小林だったが、最終ラップでのアタック中にスローダウン車両に阻まれ、それ以上のタイムアップはならず。第1レースは4番手グリッドとなった。

フェラーリ 「許されないミス」

2009年4月6日
ミス連発のフェラーリF1チーム
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、マレーシアGPでのミスは許されざることであり、すぐに修正しなければならないと語る。

フェラーリにとって、開幕2戦でノーポイントなのは1992年以来の最悪のスタートとなる。

フェラーリは、マレーシアGPにおいて、予選ではフェリペ・マッサが判断を誤りQ1で敗退。決勝ではキミ・ライコネンのタイヤ変更で早過ぎるギャンブルを行い、レースを台無しにするというミスを犯した。

マレーシアGP、レース開始時刻を変更へ

2009年4月6日
雨で切り上げとなったマレーシアGP
雨により予定周回数を消化せずに終了となったF1マレーシアGP決勝だが、早くもレース開始時刻の変更が検討されている。

今年のマレーシアGPのレース開始時刻は、ヨーロッパのテレビ視聴者に配慮して現地時間の17時に変更された。結果的に雨で切り上げとなった決勝レースだが、かねてからこの時間帯のクアラルンプールはスコールに見舞われやすく、この地域では日没がかなり早いことがパドックでは懸念されていた。

F1第2戦マレーシアGP決勝 (ドライバーコメント)

2009年4月6日
F1 マレーシアGP 決勝 ドライバーコメント
2009 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIAN GRAND PRIX

1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
「なんてクレイジーなレースだ!本当にエキサイティングだったし、今日トップに立てたことを嬉しく思う。ベストなスタートではなかったし、僕の方のグリッドのグリップ不足には驚いたよ。ターン1で深く入ってしまって、オーバーステアで5位に落ちてしまった。でも、その周の最後にアロンソを追い抜くことができたし、最初のピットストップではヤルノとロズベルグをオーバーテイクすることができた。マシンには満足していたし、僕たちのペースは良かったけど、天候がレースをかなりオープンにした。タイヤ選択は難しかったけど、適切なときに正しい判断をすることができた。特に雨が激しく降り始めたときにはね。今日僕を表彰台にあげてくれたエンジニアのアンドリュー・ショブリンとチームのみんなの戦略とピットでの仕事にはとても感謝している。先週、おとぎ話のようなシーズンスタートだといったけど、それをここでも続けられたことを誇りに思っている」
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