ホンダF1 特集:第4期 7年間の軌跡

2022年1月8日
ホンダF1 特集:第4期 7年間の軌跡
2015年にホンダがF1へ復帰してから7年間。その歩みを印象に残る場面を追いながら振り返る。

2008年限りでF1から撤退していたホンダが、マクラーレンをパートナーに、7年ぶりの復帰。新パワーユニットでの新たな挑戦がスタートした。1980~90年代に栄光を誇ったタッグの復活は、大きな話題となった一方、パワーユニット規定が導入されてから1年遅れでの参戦ということで、他マニュファクチャラーに追いつくために多くを学ばなければならなかった。

アルファタウリF1代表 「角田裕毅にとって成長した1年だった」

2022年1月8日
アルファタウリF1代表 「角田裕毅にとって成長した1年だった」
角田裕毅のF1ルーキーシーズンは、F1バーレーンGPでのデビューポイントから始まり、F1アブダビGPでのキャリアベスト4位で終わった。

だが、その間、角田裕毅はアルファタウリF1のチーム代表であるフランツ・トストが「成長した」と表現する試練の年に耐えた。

ピエール・ガスリー 「結果に相応しい認識と報酬を得られていない」

2022年1月8日
アルファタウリF1のピエール・ガスリー 「結果に相応しい認識と報酬を得られていない」
アルファタウリF1のピエール・ガスリーは、2021年シーズンの力強いパフォーマンスが、グリッド上位のチームに移籍するために報われていないことに失望していると語る。

ピエール・ガスリーのF1トップチームでの戦いは短期間で終わった。2019年にレッドブル・レーシングに昇格したガスリーだったが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵することができず、夏休み中にわずか12戦でトロロッソに降格した。

レッドブルF1代表 「同じマシンならフェルスタッペンがハミルトンに勝つ」

2022年1月8日
レッドブルF1代表 「同じマシンならフェルスタッペンがハミルトンに勝つ」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが同じマシンでレースをしたならば、どちらが勝つかは“間違いない”ことだと語る。

クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが2021年シーズン後半にマシンから引き出したパフォーマンスレベルを称賛。その時点で強力なパッケージを持っているのはメルセデスF1のように見えていた。

ウィリアムズF1代表 「アレクサンダー・アルボンはチームリーダーを担える」

2022年1月8日
ウィリアムズF1代表 「アレクサンダー・アルボンはチームリーダーを担える」
ウィリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは、2022年にアレクサンダー・アルボンが、ジョージ・ラッセルが残したチームリードのマントを引き継ぐことができると語る。

元レッドブルのF1ドライバーであるアレクサンダー・アルボンは、友人でライバルのジョージ・ラッセルがメルセデスF1に昇格した後釜としてウィリアムズF1に加入。F1で2度目のチャンスを掴み取った。

アストンマーティンF1、大口スポンサーのBWTを失う?

2022年1月8日
アストンマーティンF1、大口スポンサーのBWTを失う?
アストンマーティンF1は、2022年に大口スポンサーのBWTの支援を失うことになるとRacingNews365.comが報じている。

オーストリアの水処理会社であるBWTは、2017年に先立ってフォース・インディアとスポンサー契約。その結果、マシンはピンク色で飾られた。2020年にローレンス・ストロールがチームを買収し、レーシング・ポイントとなった後、この取引は強化され、BWTはタイトルスポンサーに就任した。

ジェンソン・バトン 「ホンダF1の成功にはレッドブルとの関係が必要だった」

2022年1月8日
ジェンソン・バトン 「ホンダF1の成功にはレッドブルとの関係が必要だった」
元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、ホンダF1が成功を収めるためにはレッドブルとの関係が不可欠だったと語る。

2015年にF1に復帰したホンダF1だが、マクラーレンとのパートナーシップは失敗に終わった。3年間で勝利はおろか、表彰台、ポールポジションを獲得することもなく、60レースで133ポイントという悲惨な記録に終わった。

F1王者マックス・フェルスタッペン 「適切なタイミングで運に恵まれた」

2022年1月8日
F1王者マックス・フェルスタッペン 「適切なタイミングで運に恵まれた」
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、激動の2021年シーズンでF1ワールドチャンピオンを獲得できたのは、適切なタイミングで運に恵まれたからだと認める。

マックス・フェルスタッペンは、2021年シーズンの大部分でドライバーズ選手権をリードしていたが、夏の間に3つのインシデントに見舞われることがなければ、さらに多くのポイントを獲得できたはずだった。

レッドブルF1首脳 「ホンダF1はRB18のパフォーマンスに取り組んでいる」

2022年1月7日
レッドブルF1首脳 「ホンダF1はRB18のパフォーマンスに取り組んでいる」
ホンダF1はもはやF1の公式メンバーではないかもしれないが、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダF1は以前としてレッドブルの2022年F1マシン『RB18』のパフォーマンスを支援していると語る。

ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンがRB16BでF1ワールドチャンピオンを獲得するのを見届けて、2021年シーズンを以ってF1から撤退した。

ホンダF1、マクラーレンとの失敗から生まれたレッドブルとの成功

2022年1月7日
ホンダF1、マクラーレンとの失敗から生まれたレッドブルとの成功
ホンダF1は、失敗に終わったマクラーレンとのパートナーシップから多くの教訓を学び、2021年にレッドブルといF1ワールドチャンピオンを獲得してF1を去った。

マックス・フェルスタッペンのタイトル獲得でホンダF1のレッドブルとのパートナーシップの成功はピークに達したが、2017年になってもパフォーマンスがいかに悪かったかを忘れられがちだ。
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