ランス・ストロール F1イギリスGP初日「アップグレードは好感触」

FP1では従来仕様のマシンで走行し、セッション途中にスピンを喫したものの大きな影響はなく、午後にはフェルナンド・アロンソの車両で試されたアップグレードを受け取り、比較評価に臨んだ。その中でソフトタイヤを履いて安定したラップタイムを記録し、上位勢の中に割って入る結果となった。
ストロールは初日の感触について次のように語った。
「シルバーストンは素晴らしいサーキットで、毎年ここに戻ってくるのが本当に楽しみなんだ。チームのファクトリーからすぐの場所で走る特別なレースだし、毎年もらえるサポートや雰囲気は格別だよ」
「今日のFP2では良いラップがいくつか走れたし、マシンの感触も悪くなかった。もちろんまだ週末は始まったばかりだから、今夜はデータを見て、改善できるところを探っていくつもりだ」

アストンマーティンはここ数戦、アップグレードの効果を慎重に検証してきたが、今回の新型フロアは高負荷コーナーの多いシルバーストンで一定の手応えを得たようだ。アロンソもFP2で12番手に入り、両ドライバーが中団の上位に位置しており、予選でのQ3進出に期待がかかる。
アロンソは初日を振り返り、「今日の走行だけでは、自分たちがどの位置にいるのか判断するのは難しい。FP1では新旧パッケージの違いがそれほど大きく見えなかったけど、FP2ではいろいろなセットアップを試してデータを集めた。シルバーストンの金曜日らしく風がとても強くて、分析することがたくさんあるけど、トラブルもなくクリーンに走れたし、明日どこまでできるか見てみよう」と語っている。
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