F1
メルセデスAMG F1チームは、2019年のF1モナコGPの予選で、ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得、バルテリ・ボッタスも2番グリッドを獲得してフロントローを独占した。

トト・ヴォルフ(チーム代表)
「本当にうれしい。タイヤを温めて作動ウインドウに入れるにはどのように準備するのがベストかを理解するのに少し苦しんでいた。準備に2ラップを使うか1ラップを使うかの間で決断を迫られたが、最終的に正しい形式を見つけることができた」

「バルテリのQ3最初のラップはセンセーショナルだったが、2回目の走行ではアウトラップでトラフィックに引っかってタイヤが冷えてしまい十分なグリップを得られなかった。ルイスは2回目に素晴らしいラップを決め、ポールを獲得した。シャルル(ルクレール/メルセデス)は残念だった。ホームレースでフロントローを獲りたいとという並々ならぬ思いがと思う。予報は変わり続けているが、私が聞いた最新情報によるとレースで雨が降る確率は60%のようだ。明日はエキサイティングな展開になるだろう」

ルイス・ハミルトン (1番手)
「絶対に忘れないであろう最高のポールポジションのひとつだ。もちろん、僕は長年にわたって多くの成功を収めてきたけど、これほど意味のある成功は思い出せない。チーム全体にとっても個人的にも本当に難しい一週間だったし、このような難しいサーキットでチームとして上を向いて、一体となって開発を前に進めて、強くなって、週末の内外でパフォーマンスを改善させることができたのは驚くべきことだ。みんなのことは本当に誇りに思っている。でも、今週末は僕たちの上には少し雲が覆っていたし、ニキのためにお互いに沈んだ気分を持ち上げようとしていた。過去にここで大きな成功を収めたことはなかったし、完璧なラップをしたことは一度もないトラックだった。今日はそれに一番近かったと思う。これはニキのためのものだ」

バルテリ・ボッタス (2番手)
「今日は間違いなくポールを獲れる速さがあったと思う。Q3の最初のアタックは速かったけど、コンマ2~3秒はまだポケットにあった。最後のアウトラップでトラフィックに遭遇しまい、2回目の走行で十分にタイヤが暖まらなかった。アタックラップに入るとすぐにタイヤがグリップしていないのを感じたし、ラップ中に画面でルイスがポールを獲ったのを見た。個人的にはフラストレーションを感じているけど、チームにとっては今回も最高の結果だ。明日は長いレースになるし、何が起こってもおかしくない。モナコではターン1までの距離がとても短いので、あそこで何かするのはトリッキーだと思うけど、プッシュし続けてチャンスが来るのを待つつもりだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1モナコGP