アウディF1 オーストラリアGP決勝「歴史的な初ポイント」

ヒュルケンベルグのマシンはスタート直前にグリッドから撤去され、ピットレーンからのスタートも叶わなかった。これによりボルトレトがチームの唯一の走者となったが、ブラジル人ルーキーは見事な走りを見せる。
2ストップ戦略を採用し、終盤には新しいタイヤを活かして古いタイヤのマシンを次々とオーバーテイク。アウディF1にとって歴史的な初ポイントを持ち帰った。
ウィートリー「成熟したドライブだった」
チーム代表のジョナサン・ウィートリーは、ボルトレトの走りを高く評価した。
「ガビは今日、素晴らしい走りを見せてくれた」とウィートリーはコメント。
「スタートからフィニッシュまで非常に成熟したパフォーマンスだった。スタートは理想的ではなかったが、ここではそれが課題になると予想していた」
「それでも彼は落ち着いてレースを管理し、終始大きな自信を見せていた」
「終盤には前方のマシンにプレッシャーをかけるため、最後のピットストップでアグレッシブな戦略を選んだ」
「終盤の状況が少し違っていれば、8位争いに加わるチャンスもあったかもしれない」
「一方でニコがスタートできなかったのは非常に残念だった。彼にとってアウディF1チームでの初レースだっただけに、チーム全体にとっても難しい瞬間だった」
「それでも初めてのグランプリで9位とポイントを獲得できたことは素晴らしいスタートだ。アウディF1チームにとって歴史的な瞬間であり、チーム全員が誇りに思っている」
ボルトレト「チームが誇れる結果」
9位でフィニッシュしたガブリエル・ボルトレトは、チームにとって歴史的な結果だと語った。
「アウディとして最初のレースでポイントを獲得し、モータースポーツの歴史の一部になれたことは、チーム全員が非常に誇りに思えることだ」とボルトレトはコメント。
「良い週末の最後を締めくくるポジティブなレースだった。マシンもパワーユニットも一日を通して信頼性があり、冬の間にシーズン開幕へ向けて行われた膨大な努力への素晴らしい成果だ」
「レース自体は忙しく、時には少し混乱もあった。新しいレギュレーションの影響もあり、まだ理解していくべきことは多い」
「それでもペースは良く、ガレージ内のコミュニケーションも素晴らしかった。チームはレースを非常にうまく実行した」
「総合的に見れば、最初の週末としては期待以上の結果だったと思う。この結果は今後に向けた良いベースになる」
「まだ改善できる部分は多いが、シーズンは長い。これからも学び続け、マシンを開発し、次のレースではさらに強くなって戻ってきたい」

ヒュルケンベルグ「レースを戦えなかった」
ニコ・ヒュルケンベルグは、技術的トラブルによってレースに出走できなかったことを悔やんだ。
「残念ながら今日はレースを戦うことができなかった」とヒュルケンベルグはコメント。
「グリッドへ向かう途中で技術的な問題が発生し、スタートまでに解決することができなかった」
「チームは今、何が起きたのかを詳しく調査している」
「レースに出られず、学びの機会を逃してしまったのはもちろん悔しい」
「それでもガビがポイントを獲得してチームがフィニッシュできたのはポジティブだ。アウディF1の時代をスタートさせる素晴らしい結果だと思う」
「レースはすぐに次へ進んでいく。気持ちを切り替えて来週また挑戦する」
アウディF1チームにとって開幕戦は、トラブルと歴史的成果が交錯する一戦となった。ヒュルケンベルグのリタイアは悔やまれるものの、ボルトレトの9位入賞によりチームはデビュー戦でポイントを獲得。新時代の第一歩として価値ある結果を残した。
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