フェラーリF1 オーストラリアGP決勝「まだギャップを縮める必要がある」

ルクレールは4番グリッドから好スタートを決めてトップに浮上し、序盤はジョージ・ラッセルと激しい首位争いを展開。アイザック・ハジャーのストップでバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された際、フェラーリはまだ1ストップには早いと判断してステイアウトを選択した。
一時は1-2体制となったものの、通常のレース状況下でピットインした際に大きく時間を失い、アンドレア・キミ・アントネッリに先行を許した。その後はメルセデス勢を追い詰めることはできなかったが、終盤にはハミルトンがルクレールに迫る場面も見られた。
バスール「3位と4位は今日できるベストの結果」
チーム代表のフレデリック・バスールは、開幕戦の結果を振り返った。
「スポーツにとって非常に良いレースだった。シーズン前にはこの新しいF1に対して悲観的なコメントもあったが、今日のスタートと最初の10周は、この10年で最もエキサイティングな展開だったと思う。我々が先頭にいたから言うわけではない」
「我々にとって3位と4位は良い結果だ。予選後にはパフォーマンス差があることが分かっていたし、今日はこれがベストの結果だったと思う」
「シーズンはまだ長い。我々は今後数カ月で多くの部分を改善しなければならない」
「戦略については、最適なプランを重視してVSC下でピットに入らない判断をした。その後、メルセデスもそうだったと思うが、タイヤの寿命が非常に長いことに驚かされた」
「さらに2回目のVSCでは、ピットに入れたタイミングでピットレーン入口が閉鎖されていて、少し不運だった。それがレースというものだ。今は次戦に集中している。どこを改善すべきかは分かっているし、それが簡単ではないことも理解しているが、ポジティブに捉えている」
ルクレール「レースではかなり強かった」
シャルル・ルクレールは、予想以上のレースペースだったと語った。
「昨日はそれほど期待していなかったから、レースでかなり強かったのはポジティブだった」
「スタートも良かったし、序盤の数周で多くのことを学べた。エネルギーの使い方、タイヤ、オーバーテイクなど、同時に管理することが多い。マシンの中で状況をうまくコントロールできたことには満足している」
「残念ながら終盤にはトップを守れるだけのペースはなかった」
「開発面では最大限にプッシュしてギャップを縮めていく必要がある。この数日で多くの知見を得られたし、その経験を中国GPに持ち込んで前進したい」

ハミルトン「持てるパフォーマンスをすべて引き出した」
ルイス・ハミルトンは、フェラーリでの開幕戦を前向きに評価した。
「シーズン最初のレースとしてパフォーマンスには満足している。週末を通して多くのことを学んだし、今日は持てるパフォーマンスをすべて引き出せた」
「序盤の数周から集中できていたし、レースを通してマシンへの理解が深まり続けた。最大限のパフォーマンスを引き出すために、自分の操作も調整していった」
「まだ学ぶことは多いし、やるべき仕事もたくさんある。ただ、我々が戦いの中にいるのは明らかだ」
「冷静さを保ち、正確に仕事を続けて、この結果を土台にさらに前進していきたい」
フェラーリは開幕戦でダブル入賞を果たし、上位争いに加わるポテンシャルを示した。メルセデスとのギャップを縮めるためにはさらなる開発が必要だが、チームは中国GPに向けて改善を進めていく。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1オーストラリアGP
