メルセデスF1代表 トト・ヴォルフ「フェラーリとの本格的な戦いになる」

メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、アルバート・パークでの戦いを振り返り、フェラーリがシーズンを通して大きな脅威になると認めた。
「フェラーリに関して言えば、レース前は“ロングランを見ると我々が大きく引き離すだろう”と言われていた。しかし実際にはそうならなかった」とトト・ヴォルフは語った。
「彼らがスタートに強いことは分かっていたし、実際その通りになった。序盤はシャルルとジョージの完全なバトルだった」
「キミは少し不運だった。バッテリーが本来あるべき状態ではなかったんだ。実際には両方のマシンで多少そういう状態だった」
「ある時点ではフェラーリ2台とジョージによる三つ巴の戦いになっていたし、最終的にはキミもそこに追いついた」
「レース終盤の我々のペースは非常に励みになるものだったが、序盤はフェラーリとメルセデスの間にほとんど差がなかった」
「今の私の率直な感覚は、フェラーリと本格的な戦いになるということだ」
レースでは、レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーが11周目にストップしたことでバーチャルセーフティカーが導入される。このタイミングでメルセデスは2台をピットインさせた一方、フェラーリはステイアウトを選択。この戦略差が最終的にメルセデスの1-2フィニッシュにつながった。
しかしレースペースの指標となる最速10周平均では、ルイス・ハミルトンが1分22秒557でトップを記録。マックス・フェルスタッペンが1分22秒632、アンドレア・キミ・アントネッリが1分22秒635で続き、フェラーリの競争力の高さを示す結果となった。

フェラーリの強力なスタート性能
フェラーリが序盤で優位に立てた要因の一つは、スタート時のパワーユニット特性にあると見られている。4番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレールは、スタート直後に一気にトップへ浮上した。
これについてヴォルフは、フェラーリのターボ構成が関係している可能性を示唆した。
「それがすぐに追いつけるものかは分からない。おそらくハードウェアの問題だと思う」
「ある特定のハードウェア構成やターボサイズによって、ターボをより簡単に回せる可能性がある。それによってスタートが良くなる一方で、コースの他の部分やレース全体では妥協が必要になるかもしれない」
「我々はスタートに関して何も変更していない。バッテリーが満充電ではなかったにもかかわらず、きちんとスタートできたことには満足している」
「スタート前にエンジンが吹け上がる音を聞いていると、“いったい何が起きているんだ?”と思うものだ。とにかく全員が無事にスタート位置を離れられることを願うだけだ」
「それでもシーズン最初のレースとしては、かなり良かったと思う」
カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1オーストラリアGP
