マクラーレン MP4-26:初走行 (画像)

2011年2月10日
マクラーレン MP4-26
マクラーレンが、MP4-26でのテストを開始した。

マクラーレンは、2月4日にベルリンで2011年F1マシン「MP4-26」を発表。10日からスタートしたヘレステストでMP4-26がトラックデビューを果たした。

MP4-26の初走行はルイス・ハミルトンが担当。ヘレステストは4日間にわたって行われ、ルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンがテストを分担する。

動画:マクラーレン MP4-26 新車発表会

2011年2月6日
動画:マクラーレン MP4-26 新車発表会
マクラーレンは4日(金)、ベルリンでMP4-26を発表した。

発表会では、関係者がMP4-26のパーツをひとつずつ持ち込み、メカニックがその場でMP4-26を披露するという演出がとられた。

マクラーレン MP4-26は、U字型のサイドポンツーン、エンジンカバーへの追加のエアダクト、プルロッド・リアサスペンションなど、アグレッシブな開発がなされている。

ジェンソン・バトン 「MP4-26に乗るのが待ち切れない」

2011年2月5日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンが、マクラーレンの新車MP4-26、そして2011年シーズンへの意気込みを語った。

「今年がまたボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでの2シーズン目のスタートだと考えると不思議な感じだ。去年の1月にチーム加入してからとても居心地よく感じているからね」

「2勝してかなり堅実な一年だったけど、それでも2010年は形成の一年だと思っているよ! 新シーズンにむけて1年しかボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの経験はないけど、新車のデザインや開発にインプットを提供することもできた。当然、去年はそれができなかった」

ルイス・ハミルトン 「MP4-26はタイトルを争える」

2011年2月5日
ルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンが、マクラーレンの新車MP4-26、そして2011年シーズンへの意気込みを語った。

「たくさんの人がベルリンの天候にも関わらず今日のイベントに来てくれたことを嬉しく思っている。みんなにとってエキサイティングな一日になった事を願っている。これまでにないユニークな2011年マシンの発表だと思ってくれたと思う。マシンが来週トラックで革新的であることを証明することを期待している」

マクラーレン、アクゾノーベルとのパートナー契約を発表

2011年2月5日
マクラーレン アクゾノーベル
マクラーレンは、アクゾノーベルとの新たなパートナー契約を発表した。

アクゾノーベル(AkzoNobel)はオランダのアムステルダムに本社を置く化学会社。2008年からマクラーレンのF1マシンの塗装を担当。迅速で軽量な塗装技術でマクラーレンの印象的なクロームペイントを実現してきた。

マクラーレン MP4-26

2011年2月5日
マクラーレン MP4-26
McLaren MP4-26
マクラーレンの2011年F1マシン「MP4-26」。U字型のサイドポッド、インダクションボックス後方に左右に設けられた2つ目のエアインテークなど、大胆な空力コンセプトを採用。昨年マシンよりもロングホイールベース化され、リアサスペンションにはプルロッド式が採用された。メルセデス・ベンツ製エンジンとKERSを搭載。

フォース・インディア、マクラーレンとの技術契約を延長

2011年2月5日
フォース・インディア
フォース・インディアは、マクラーレンとの技術契約を2012年末まで延長したことを発表した。

フォース・インディアは、2009年からマクラーレンのギアボックスとハイドロリクス、メルセデス・ベンツのエンジンを搭載している。

またフォース・インディアは、チームを離脱したマーク・スミスの後任としてアンドリュー・グリーンがテクニカルディレクターに昇格したことを発表した。

マクラーレン 「MP4-26の秘密はまだ隠してある」

2011年2月5日
マクラーレン
マクラーレンは、MP4-26の最も大きな秘密はまだ隠したままだと述べた。

マクラーレンは4日(金)にベルリンで観衆の目の前でMP4-26を組みあげるというユニークな発表を実施。

しかし、内部的なデザインを公開しないために、MP4-26にはプラスティック製の偽物のエンジンやエキゾーストが装着されていた。

マクラーレン MP4-26、プルロッド・リアサスペンションを採用

2011年2月5日
マクラーレン MP4-26 プルロッド
マクラーレンは、MP4-26にプルロッド・リアサスペンションを採用した。

プルロッドは、エイドリアン・ニューウェイが2009年のレッドブルRB5で久々にF1に復活させたサスペンション構造。リアエンドを低く抑え、低重心化も図れるため、圧倒的な空力性能を発揮。さらにそのコンセプトを追求したRB6は、2010年の最速マシンとしてチャンピオンを獲得した。
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