マクラーレン MP4-27
マクラーレンは、昨年のプレシーズンテストで“オクトパス”と呼ばれた複雑な排気システムの失敗により大きく遅れをとったが、2012年F1マシン「MP4-27」でリスクを冒すことを恐れてはいない。

マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、2011年序盤に苦戦したからといってMP4-27に保守的なアプローチを採るようなことはしないと主張した。

「我々は統制されたリスクを負うことに従事している」とジョナサン・ニールはオートスポーツ・インターナショナル・ショーでコメント。

「F1はいかなる時も気を抜けないビジネスだ。現時点ではどういった競争になるかはまったくわからない。昨年序盤にわかったように、FIAによって定められた規約にはいろいろな解釈がある」

「ルノーが行ったことを考えてみてほしい。彼らはフロア前方に吹きつける排気管の配置場所に革新的なアプローチを採用したし、昨年のスタート時には表彰台に上っていたので、それらはうまく役立っていた」

「開発にの厳しいプレッシャーを維持しなければ後退してしまう。開発においてはレッドブル、フェラーリ、我々、そしてメルセデスも長年にわたってうまくやっている」

ジョナサン・ニールは、浮き沈みのあった2011年シーズンから多くの教訓を学ぶことができたと付け加えた。チャンピオンシップではレッドブルに挑戦できなかったマクラーレンだが、それでも6つのグランプリを制している。

「10〜15年にわたるマクラーレンのレース勝利数とチャンピオンシップの順位を見れば、我々は毎年レースに勝っている。2011年に複数回レースに勝ったドライバーは3人だけだったし、その2人は我々のドライバーだ」

「常にそのように行くわけではないし、我々はリスクを冒すしているのでつまずいこともある。昨年は酷くつまずいたし、マシンの信頼性問題もあった。おそらくは自分たちが多くの犠牲を払ったものに力を注ぎ過ぎた」

「冬を通して貴重なテスト時間を最大に生かせなかった。もちろん、今もそのことは頭の中にあるが、守りに入ることはできない。レースに勝ちたければ激しくプッシュしなければならない。リスクを毛嫌いすべきではないし、そういった類のプロジェクトをやってはならない」

マクラーレンは、MP4-27を2月1日に発表することをすでに明らかにしている。

ジョナサン・ニールは、MP4-27が昨年末にFIAのクラッシュテストに合格したことを明らかにし、2月7日〜10日のヘレステストでMP4-27を導入する予定だと述べた。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム