マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 決勝レポート

2017年11月27日
アブダビグランプリ マクラーレン ホンダF1
マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが9位入賞。ストフェル・バンドーンは12位で完走を果たした。

マクラーレン・ホンダとして臨んだ最終戦アブダビGPは、ハードな戦いとなったものの、チームは価値ある結果を残した。両ドライバーとも力強いスタートを切ったものの、ストフェル・バンドーンは1コーナーでほかのマシンに押し込まれて行き場を失い、1周目でポジションを2つ落とした。

マクラーレン・ホンダ 「新たな門出を迎えるお互いの幸運を祈っている」

2017年11月27日
マクラーレン ホンダF1 アブダビグランプリ
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエとホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダととして最後のレースとなったF1アブダビGPを終え、3年間にわたるパートナーシップに感謝の気持ちを述べた。

2015年にスタートしたマクラーレン・ホンダのプロジェクトだったが、信頼性とパフォーマンス不足によって結果を残すことができず、契約を早期に解消して来シーズンからは別々の道を進むことになった。

マクラーレンとホンダが別れの乾杯

2017年11月26日
マクラーレン F1 ホンダF1
マクラーレンとホンダは、F1アブダビGPの決勝を前に別れの乾杯をかわし、健闘を称えあった。

F1アブダビGPを最後に3年間のマクラーレン・ホンダ時代は幕を閉じる。2018年からマクラーレンはルノー、ホンダはトロ・ロッソと別々の道を歩む。

打倒メルセデスを目標に掲げてスタートとしたマクラーレン・ホンダのプロジェクトだが、この3年間は信頼性とパフォーマンス不足に苦しみ続け、優勝はおろか、表彰台にも上がることができなかった。

マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 予選レポート

2017年11月26日
アブダビグランプリ マクラーレン ホンダF1
マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGPの予選で、フェルナンド・アロンソが11番手、ストフェル・バンドーンが13番手だった。

マクラーレン・ホンダは午後のFP3では予定していた走行プログラムをすべて消化し、いいラップタイムを刻んでいたものの、いずれのドライバーもFP3での走りを予選で十分に活かすことができなかった。

ホンダF1 「マクラーレン・ホンダとしていいフィナーレを迎えたい」

2017年11月26日
アブダビグランプリ マクラーレン ホンダF1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダとしてのF1アブダビGPの予選を振り返った。

余裕を持ってQ1を突破したマクラーレン・ホンダ勢だったが、Q2ではマシンのパフォーマンスには限界とともに、さらにいわゆる『予選モード』を使ってパフォーマンスを少し上げてきた中団のライバルチームに対して、力強い戦いを挑むのは難しい状況だった。

ストフェル・バンドーン 「僕らには他チームのような魔法のボタンはない」

2017年11月26日
ストフェル・バンドーン マクラーレン ホンダF1 アブダビグランプリ
マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1アブダビGPの予選を13番手で終えた。

ストフェル・バンドーンは「今日という一日を終えて、さまざまな感情が入り混じっている。日中に行われた最後のフリー走行はかなりよく、まずまずの力強さをみせ、4番目に速いチームとなった。ただ、これまでもあったように、僕たちにはほかのチームのように予選で馬力をさらに少し上げるための魔法のボタンがなく、ライバルチームに負けてしまった」と語る。

フェルナンド・アロンソ 「11番手は僕らのパフォーマンスに相応しい結果」

2017年11月26日
フェルナンド・アロンソ マクラーレン ホンダF1 アブダビグランプリ
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPの予選を11番手で終えた。

FP3で7番手タイムを記録していたフェルナンド・アロンソは、Q1を12番手で通過。Q2ではトップ10内のタイムを出していたが、最後にフェリペ・マッサに上回られ、0.191秒差でQ3進出を逃した。

予選を終えたフェルナンド・アロンソは「11番手というポジションには満足している。今日の僕たちのパフォーマンスに相応しい結果だ」とコメント。

フェルナンド・アロンソ、WECへの複数戦出場に「関心はある」

2017年11月26日
フェルナンド・アロンソ FIA 世界耐久選手権
フェルナンド・アロンソは、2018年にトヨタとFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するかもしれないとの噂について多くを語ろうとはしないが、マクラーレンでのF1と並行してスポーツカーで走ることに“強い関心がある”と認めた。

先週の日曜日、フェルナンド・アロンソは、バーレーンで開催されたWECルーキーテストでトヨタ・TS050 ハイブリッドをテスト。世界3大レースでの“3冠”達成を実現するためにトヨタからル・マン24時間レースに参戦すると広く噂されている。

マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 金曜フリー走行レポート

2017年11月25日
マクラーレン ホンダF1 アブダビグランプリ
マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが10番手タイム、ストフェル・バンドーンが12番手タイムだった。

昼前の砂漠の熱は時間が経つにつれて収まる中、路面状況は夕暮れとともに変化し、路面温度はFP1からFP2までの間に9℃も下がった。

マクラーレン・ホンダの両ドライバーは、非常に忙しいながらも貴重なフリー走行のセッションのプログラムを消化した。
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