FIA、2026年からインディカーのF1スーパーライセンス取得ポイントを引き上げ

2025年12月11日
FIA、2026年からインディカーのF1スーパーライセンス取得ポイントを引き上げ
FIA(国際自動車連盟)は、2026年シーズンより、インディカー選手権に対して付与するF1スーパーライセンスポイントを引き上げることを発表した。これまで“過小評価されている”との指摘が続いていたアメリカ最高峰のシングルシーターシリーズに対し、ポイント体系が見直されることになる。

今回の改定により、インディカーの上位フィニッシャーに与えられるポイント数は増加するが、依然としてF2の配点(上位10名で計201ポイント)よりは低い水準にとどまる。

ジョージ・ラッセル “残酷すぎる”F1グラウンドエフェクト時代との別れを歓迎

2025年11月28日
ジョージ・ラッセル “残酷すぎる”F1グラウンドエフェクト時代との別れを歓迎
メルセデスのジョージ・ラッセルは、2025年末で終了するF1のグラウンドエフェクト時代について、「まったく恋しくならない」と断言した。2022年の規則導入から続いた“過酷なマシン”に対し、身体的負担の大きさを強調。特に序盤の深刻なポーポイズ現象については、「健康安全上、デザイナーをリグに乗せるのすら危険だった」と衝撃的な裏話を明かした。

2026年に導入される新レギュレーションでは、アンダーフロア依存のダウンフォースから大きく脱却するため、ラッセルはこの移行を心から歓迎している。

ミック・シューマッハ キャデラックF1落選でキャリア再考 インディカー参戦決断

2025年11月27日
ミック・シューマッハ キャデラックF1落選でキャリア再考 インディカー参戦決断
ミック・シューマッハ(26歳)は、キャデラックF1チームの2026年ラインアップから外れたことが大きな転機となり、モータースポーツで「自分が何を求めているのか」を見つめ直す結果につながったと明かした。

2023年のハースF1以来、メルセデスおよびマクラーレンのリザーブとしてF1との関係を保ってきたが、最終的にはアルピーヌからFIA世界耐久選手権に参戦。その後もシングルシーターへの意欲が強く、今回インディカーへの挑戦を決断した。

ミック・シューマッハ 2026年インディカーに電撃フル参戦 RLLと正式契約

2025年11月24日
ミック・シューマッハ 2026年インディカーに電撃フル参戦 RLLと正式契約
ミック・シューマッハが2026年シーズンにレイホール・レターマン・ラニガン(RLL)からインディカーにフル参戦することが正式に発表された。元ハースF1ドライバーであり、フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身のシューマッハーは、WECでの2シーズンを経てシングルシーターへ復帰する。

シューマッハーは「アメリカ式のモータースポーツはより純粋でダイレクトなレースという印象で、そこにすぐにワクワクした」と語り、ステアリングを握る新たな舞台への期待を露わにした。

ミック・シューマッハ、アルピーヌWEC離脱を発表:インディカー転向が濃厚に

2025年11月24日
ミック・シューマッハ、アルピーヌWEC離脱を発表:インディカー転向が濃厚に
ミック・シューマッハが、アルピーヌのWEC(世界耐久選手権)プログラムからの離脱を正式に発表した。2024年にハイパーカークラスへ加入してから2シーズンを戦い、計3度の表彰台を獲得したが、2026年はシングルシーター復帰に向け大きく舵を切る形となる。

2024年からアルピーヌに加入したシューマッハは、ニコラ・ラピエール、マチュー・バクシビエール、ジュール・グーノン、フレデリック・マコヴィエッキなどとともにハイパーカークラスを戦ってきた。

マックス・フェルスタッペン、インディカー王者パロウに「F1転向はやめておけ」

2025年11月16日
マックス・フェルスタッペン、インディカー王者パロウに「F1転向はやめておけ」
マックス・フェルスタッペンは、インディカーで4度の王者に輝いたアレックス・パロウに対し、「F1への転向はリスクが大きすぎる」と忠告した。フェルスタッペンは、自身のカート時代のチームメイトでもあるスペイン人ドライバーに対し、「現在の支配的な地位を失う危険を冒す必要はない」と語っている。

パロウは過去5年間のインディカーにおいて、まさにフェルスタッペンがF1で果たしてきたような存在だ。

F1サンパウロGP 決勝 ピレリ総括:多彩な戦略が生んだ今季屈指の激戦

2025年11月10日
F1サンパウロGP 決勝 ピレリ総括:多彩な戦略が生んだ今季屈指の激戦
3種類すべてのコンパウンドを駆使した多彩なタイヤ戦略が展開されたブラジルグランプリは、今季屈指の壮絶なレースとなり、フィニッシュまで激しい戦いが繰り広げられた。マクラーレンのランド・ノリスが完璧な週末を締めくくる2連勝を飾り、タイトル争いでリードを広げた。メルセデスのキミ・アントネッリはキャリア最高位となる2位を獲得し、「ドライバー・オブ・ザ・デイ」に選ばれたレッドブルのマックス・フェルスタッペンはピットレーンスタートから見事な走りで表彰台に上がった。

ミック・シューマッハ 2026年去就に迷い「インディカーかWECか」 F1に未練

2025年11月8日
ミック・シューマッハ 2026年去就に迷い「インディカーかWECか」 F1に未練
ミック・シューマッハは、2026年のレースキャリアについて、WEC(世界耐久選手権)に残留するのか、それともインディカーに挑戦するのか、まだ決断に至っていないことを明かした。アルピーヌはその去就の明確化を急いでいる。

26歳のシューマッハは、バーレーンで行われたWEC最終戦の会場で『Speed Week』の取材に応じ、「2026年に何をしたいか、まだ考え中なんだ。選択肢はある──ただしF1以外でね。すごくいいオファーがいくつかある」と語った。

コルトン・ハータ F1転向後も「インディ500参戦への情熱は消えていない」

2025年11月7日
コルトン・ハータ F1転向後も「インディ500参戦への情熱は消えていない」
キャデラックF1チームのテストドライバー就任を発表したコルトン・ハータは、インディカー離脱後もインディアナポリス500マイル(インディ500)への参戦意欲を強く持ち続けていることを明らかにした。

7年間にわたるインディカー参戦を経て、25歳のハータは2026年からF1参入を目指すキャデラックF1チームと契約。2026年にはIMSA耐久シリーズの一部ラウンドに参戦するほか、ハイテックからF2フル参戦を予定しており、F1スーパーライセンス取得に必要なポイントと経験を積む見通しだ。

コルトン・ハータ 「2027年にF1のシートにいなかったら驚く」とパト・オワード

2025年11月5日
コルトン・ハータ 「2027年にF1のシートにいなかったら驚く」とパト・オワード
マクラーレンのインディカードライバー、パト・オワードは、コルトン・ハータが2027年シーズンにF1グリッドへ加わらなければ「ショックだ」と語った。

9度のインディカー優勝経験を持つハータは、キャデラックの開発ドライバーに就任し、2026年からFIA F2に参戦することが決定している。本人はこれを「F1に到達する最後のチャンス」と位置づけており、キャデラック側も将来的にアメリカ人ドライバーを起用する意向を示している。
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