ジョージ・ラッセル F1ベルギーGP スプリント予選「キミのスピンが影響」
ジョージ・ラッセルは、F1ベルギーGPスプリント予選でSQ2敗退を喫した要因として、チームメイトのキミ・アントネッリによるスピンを挙げた。

FP1ではラッセルが4番手、アントネッリが6番手と、メルセデス勢はスパ・フランコルシャンで有望なスタートを切った。しかし予選では流れが一変。SQ1でアントネッリがスタブロでスピンを喫し、フロアを損傷。その結果、彼はQ1敗退となり最後尾に沈んだ。

ラッセルはその直後のSQ2で敗退。13番手スタートが決まり、予想外の苦戦を強いられた。

ラッセルはその理由について次のように語っている。

「路面の進化が原因だったとは思っていない。正直に言えば、今日はずっと速さがあったんだ」

「Q1でキミがコースオフしたときに撒かれたグラベルの上を通過したんだけど、そのラップはひどい感触だったし、次のラップも同じだった。そしてQ2のラップもずっと違和感があった」

「そのあとクルマにいくつかダメージがあるのを確認した。まだ原因を見極める必要はあるけど、SQ2敗退という結果には明らかに何か理由があるはずだよ。だって差があまりにも大きすぎたからね」

ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 ベルギーグランプリ

実際、アントネッリのスピンによって撒かれたグラベルの影響は大きかったようで、SQ3前には再度マーシャルによる清掃が実施されていた。

それでもラッセルは、土曜のスプリントで巻き返しを図れると自信を見せている。

「セットアップの選択がレースに悪影響を及ぼすことはないよ。フリー走行でもいいペースを見せていたし、Q1でも良かった。でもさっきも言った通り、グラベルを通過してからはクルマの感触がずっとおかしかった」

「クルマにダメージがあるのは間違いないし、それが要因だと思う。理想的ではないけど、スプリントだし、明日はポジションを上げていけると思ってる」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1