ニコ・ヒュルケンベルグ 苦節15年でF1初表彰台「その力があると信じていた」
2025年7月8日

サウバーのジョナサン・ウィートリー代表が、祝賀ムードに沸くガレージを離れてメディア対応に応じていた時、壁の向こうからは「ニコが燃えてるぞ!」と叫ぶチームメンバーの歓声が響いていた。
ニコ・ヒュルケンベルグ F1初表彰台を獲得に同僚たちから祝福続々
2025年7月8日

2025年F1イギリスGPで19番グリッドからスタートしたヒュルケンベルグは、荒天のなか見事な走りで3位フィニッシュ。キック・ザウバーにとっても大きな成果となったこの快挙は、キャリア239戦目での表彰台というF1史でも特筆すべき一幕となった。
ザウバーF1代表 ヒュルケンベルグ絶賛「彼ほど表彰台が似合う男はいない」
2025年7月7日

ヒュルケンベルグは19番手スタートから荒れたウェット・ドライのレースを巧みに乗り切り、3位表彰台を獲得。ザウバーにとっても2012年の日本GP以来となるF1表彰台となった。
ニコ・ヒュルケンベルグ 悲願のF1初表彰台「今日は俺の日 譲れなかった」
2025年7月7日

2010年にF1デビューを果たしたヒュルケンベルグのこれまでの最高位は4位(過去に3度)だったが、37歳となった今、ついにその壁を突破した。
2025年F1 イギリスGP:ニコ・ヒュルケンベルグがDRIVER OF THE DAY
2025年7月7日

キック・ザウバーから出走したヒュルケンベルグは、19番グリッドという不利なポジションからスタート。しかし、目まぐるしく変化するシルバーストンの天候を巧みに読み切り、F1での豊富な経験を武器に次々と順位を上げていった。最後は堂々の3位でフィニッシュし、長年の努力が実を結んだ瞬間となった。
ニコ・ヒュルケンベルグ キャリア239戦目でF1初表彰台「ついにこの日が来た!」
2025年7月7日

レース後、ヒュルケンベルグは「長かったよね、やっとこの日が来た!」と喜びを爆発させた。「ほとんど最後尾からのスタートだったし、先週の再現みたいな展開だった。雨や混乱でまるでサバイバルレースだったけど、チームとともに一切ミスをしなかった」
F1カナダGP:記者会見 Part.2 - ヒュルケンベルグ、アントネッリ、ローソン
2025年6月13日

ヒュルケンベルグはスペインでの5位に手応えを示し、アントネッリはC6タイヤへの苦戦と精神面での学びを語った。ローソンはモントリオールへの期待を述べ、3人はルーキー・オブ・ザ・イヤーにハジャーの名を挙げたほか、F1映画や2026年レギュレーションにも言及した。
ニコ・ヒュルケンベルグはまだF1“シリーシーズン”のキープレーヤー?
2025年6月12日

2019年末にルノーのシートを失ったことで、ヒュルケンベルグのF1キャリアは終わったかに思われた。その後、2020年から2022年にかけては代役として断続的にレース出場し、2023年と2024年にはハースからフルタイムでF1復帰を果たした。
ニコ・ヒュルケンベルグ F1スペインGP5位「ゴールデンチケットを引いた」
2025年6月2日

今季限りでキック・ザウバーの名を終える同チームは、2026年のレギュレーション変更とアウディの本格参入に向けて過渡期にある。