ジェンソン・バトン、「モナコはスタートが一番の勝負」
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「モナコは本当に特別で、他のどのグランプリとも違うレースだ。ただし今年初めて行われるバレンシアとシンガポールも、市街地レース。モナコとどう違うのか、あるいは似てるのか、その比較も楽しみだ。」
「モナコを走る時はとにかく、一瞬も気が抜けない。最高の集中力を保ったまま、78周を走り切る。そうでなければ、すぐにクラッシュする。そして速く走るには、バリアを恐れず、正確さを心がけること。レースに向けては、予選でいいグリッドを獲るしかない。追い抜きはほぼ不可能だから、スタートが一番の勝負になる。そこで最高のダッシュが出来たら、1コーナーまでに順位を上げられる。」
「僕には3つのホームGPがある。シルバーストン、日本、そしてここだ。とはいえモナコに住んでるからといって、レースをする上で有利なことなんてない。普段のモナコとレース週末とでは、全然違う街になってしまう。この4日間は目が回るほど忙しいし、どこかに出かけるなんて不可能だ。クルマでは身動き取れないから、歩くか、スクーターで移動するしかないし。モナコGPが好きなのは、F1ファンにとっても最高のグランプリだから。こんなにも近い場所でマシンやドライバーを見られて、あの音を聴けるんだから。」
カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1