ジョージ・ラッセル F1中国GPスプリント予選5番手「スタートとしては悪くない」
メルセデスのジョージ・ラッセルは、奇妙なスプリント予選を経験した後、土曜日に中国で行われる100キロのレースで5位は「スタートとしては悪くない」と語った。

ジョージ・ラッセルは上海インターナショナルサーキットで浮き沈みの激しいセッションを経験し、控えめな最初のSQ2走行(「タイヤがうまく機能していない」と無線で連絡)から、タイムシートの2位まで上り詰めたことがハイライトとなった。

決定的なSQ3の戦いでは、ラッセルは最終的に2台のフェラーリ、マクラーレンのオスカー・ピアストリ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐ5位となった。これは、ランド・ノリスのミスを最大限に活用して1つ順位を上げた結果である。

「正直に言って、SQ3でのラップにはかなり満足している」と、予選後にラッセルは語った。そして、新チームのフェラーリでポールポジションを獲得した元チームメイトのルイス・ハミルトンに祝福の言葉を添えた。

「今日のパフォーマンスでは5位が妥当なところだと思う。 SQ2では、ある瞬間にはトップ10圏外だったのに、次の瞬間には2位まで上がっていた。 正直なところ、あまり違いは感じなかった」

「タイヤについてはいつも少し難しいと思っている。スプリントレースでは周回数が少ないので、完璧にこなさなければならない。今日はまあまあだったし、5位というスタート位置は悪くない」

スプリントでの自身のポテンシャルと、それに続く予選セッションについて尋ねられたラッセルは、「上位数チームの間では、どんな結果もあり得ると思う」と付け加えた。

「マクラーレンはちょっと意外だった。プラクティスでも、SQ1でもSQ2でも速かったのに、最後にルイスとマックスが良い仕事をした」

「僕たちも彼らのすぐ後ろにつけていたけど、スプリントではチャンスがあると思う。かなり面白いレースになるだろう」

中国GP メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

メルセデスのガレージの反対側では、キミ・アントネッリが7番手につけた。SQ1とSQ2で使用したミディアムタイヤがSQ3ではソフトタイヤに変わったことで苦戦を強いられ、ラッセルより約0.5秒遅かった。

「つまり、調子が良かったということだ」と、先週末のオーストラリアでのデビュー戦でQ1で脱落したアントネッリは語った。

「SQ2はかなり接戦で、マシンには良い感触があった」

「しかし、ソフトタイヤでは最初のラップで本当に苦労した。特にグリップが非常に悪いと感じた。ウォームアップが自分にとって最適ではなかったと思うし、ラップをスタートした時にはタイヤが冷たすぎた。正直に言うと、ラップ全体を通してグリップを引き出すのに本当に苦労した」

それでも、メルボルンでの予選よりは確実に良いし、明日何ができるか見てみよう」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1中国GP