オスカー・ピアストリ “1億年前のハチ”の学名に マクラーレンF1カラーが由来

研究者チームは、約1億年前の白亜紀中期に生息していた新種の寄生バチの化石に「Gwesped piastrii」という学名を与えた。この名称は、ピアストリのF1での実績と、“マクラーレン・オレンジ”を思わせる琥珀の色合いにちなんで名付けられたものだ。
“Tレックスより古い”化石にピアストリの名
この化石は、ミャンマー・カチン州のフカウン渓谷にあるノイジェ・ブム丘陵のサンプルから発見された。琥珀の中に保存されており、体長はわずか1.15ミリメートルだった。
化石は約1億年前の白亜紀中期のものとされており、約6800万年前に生息していたティラノサウルスよりも、およそ3000万年古い時代の昆虫ということになる。
今回の研究には、オックスフォード大学のコランタン・ジュオー、中国・南京地質古生物研究所の黄迪穎、ブラジルのエスピリトサント連邦大学のセルソ・O・アゼベドが参加した。
研究チームは論文の中で、ピアストリへの命名理由について「F1での功績を称えるため」と説明。そのうえで、「琥珀の色が、筆頭著者にマクラーレンの象徴的なオレンジ色を想起させた」と記している。
F1ドライバーとして異例の“学名デビュー”
F1界ではドライバー名が限定モデルやコーナー名などに使われることは珍しくないが、1億年前の化石昆虫の学名として残されるケースは極めて異例だ。
ピアストリは2026年シーズンもタイトル争いの中心人物として存在感を高めており、その活躍がモータースポーツの枠を超えて広がり始めていることを象徴するエピソードとも言える。
今回命名された「Gwesped piastrii」は、将来的に古生物学の文献に残り続ける正式な学名となる。
カテゴリー: F1 / オスカー・ピアストリ / マクラーレンF1チーム
