ジョージ・ラッセル F1カナダGPでヘッドレスト投げ捨て FIAが“危険行為”審議
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1カナダGPでのリタイア後の行動により、FIAの調査対象となった。

ラッセルはレース中盤までチームメイトのキミ・アントネッリと激しい首位争いを展開。しかし30周目、突如としてマシンのパワーを失い、シケインを越えた先でマシンを停止させた。メルセデスF1はその後、原因がバッテリー故障だったことを明かしている。

リタイア直後のラッセルは激しい怒りをあらわにし、ヘッドレストをコース脇へ投げ捨てる場面が中継映像にも映し出された。さらにグローブを叩きつけながらマシンを離れる姿も確認されている。

この行為について、FIAスチュワードはレース後に「unsafe act(危険行為)」として調査を開始したことを発表した。

タイトル争いを左右しかねない痛恨のリタイア
ラッセルはカナダGP週末を通じて高い競争力を見せていた。スプリントを制し、予選では劇的なラストアタックでポールポジションも獲得。決勝でもアントネッリとの接戦を繰り広げ、メルセデス勢による一騎打ちの様相となっていた。

しかし、突然の電源喪失によってその戦いは終焉。バーチャルセーフティカーが導入される中、ラッセルはマシンを降りて怒りを爆発させた。

結果的にアントネッリが優勝を飾り、ドライバーズランキングではラッセルとの差を43ポイントへ拡大。メルセデスF1にとっては、勝利目前から一転して大きな痛手となるレースとなった。

ヘッドレスト投げ捨てが調査対象か
現時点でFIAは具体的な違反内容を明示していないが、調査対象となっている「危険行為」は、ラッセルがコース上へヘッドレストを投げた行為を指している可能性が高い。

停止したマシン付近は依然として競技車両が走行している状態であり、コース上への物体投棄は安全面で問題視されるケースがある。

ラッセルに対してどのような裁定が下されるのか、今後のスチュワード判断が注目される。



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1カナダGP