ジョージ・ラッセル F1カナダGPでの行動を謝罪「感情が高ぶっていた」

ラッセルは決勝序盤、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリと激しい首位争いを展開。しかし30周目、パワーユニットのトラブルによって突如マシンがストップし、優勝争いから脱落した。
タイトル争いを左右した突然のリタイア
モントリオールでの週末を通してラッセルは高い競争力を見せていた。
スプリントではポールポジションから勝利を挙げ、決勝予選でも再びポールポジションを獲得。決勝でもアントネッリとの激しいバトルをリードしながらレースを進めていた。
しかし30周目、ターン8へ向かう途中でマシンに突然異変が発生した。
「すべてが突然シャットダウンした」とジョージ・ラッセルはSky Sportsにコメント。
「コーナーに入った瞬間にエンジンが止まって、電子系統もなくなり、ブレーキもまともに機能しなかった。正直、言葉を失っている」
「でも、この週末には誇りを持っている。スプリントでポールを獲って勝利して、予選でもポールだった。止まるまではレースをリードしていたし、キミとのバトルも楽しかった」
「自分としては、これ以上できることはなかったと思っている」
「だから満足して去ることにする。もちろん、起きたことにはかなり腹が立っている。でも、他に何ができた?」
ヘッドレスト投げ捨てでFIA調査対象に
突然のリタイアに激昂したラッセルは、停止したマシンのノーズを叩き、コックピットからヘッドレストをコース上へ投げ捨てた。
この行為はFIA審議対象となり、最終的に12か月間の執行猶予付き5000ユーロの罰金処分が科された。
スチュワードは裁定文の中で、ラッセルが自らの行為について「恥ずかしかった」と説明し、謝罪したことを明かしている。
「ドライバーはレースを完走できなかったことに非常に苛立っていたと説明し、その後の行動について恥ずかしく思っていると述べた」と裁定文には記された。
「彼は自身の行動についてスチュワードに謝罪し、良い模範にならなかったことを認め、公に謝罪する意思も示した」
SNSで改めて謝罪
ラッセルはその後、SNSでも正式に謝罪を行った。
「必要以上に仕事を難しくしてしまったことを、マーシャルとFIAに謝罪します」とラッセルはXに投稿。
「感情が高ぶっていた」
今回のリタイアは、ラッセルにとって2024年F1イギリスGP以来初のリタイアとなった。
一方、アントネッリはこれで4連勝を達成。ドライバーズランキングでは、ラッセルとの差を43ポイントに広げている。
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