マン島TTで死亡事故 デビューイヤーのダニエル・インガムが予選中にクラッシュ
2026年マン島TTで、ダニエル・インガムが予選中のクラッシュにより死亡した。33歳のインガムは今年がマン島TT初出場だったが、マウンテンコースでは10年にわたる経験を持つライダーだった。

事故は現地時間水曜日、スーパースポーツ予選3回目の1周目にドランズ・ベンドで発生した。主催者は声明でインガムの死亡を確認し、家族や関係者に哀悼の意を表した。

マン島TT初出場のインガムが予選中に死亡
マン島TT主催者は、メルトン・モーブレー出身のダニエル・インガムが、予選中の事故で命を落としたと発表した。

「マン島TTレースは、メルトン・モーブレー出身のダニエル・インガム(33歳)が、昨日のマン島TTレース予選中の事故で亡くなったことを確認し、深い悲しみとともに発表します」と主催者は声明で述べた。

「事故は、3回目の予選セッションの1周目、ドランズ・ベンドで発生しました」

インガムは2026年がマン島TT初出場だったが、マウンテンコースでは2016年にマン島グランプリでデビューしており、その後TTへとステップアップした。10年にわたる参戦経験の中で複数の表彰台を獲得しており、2024年にはシニア・マン島グランプリで優勝を果たしていた。

「マン島TTレースは、妻ヘレイナ、息子ジョーイ、娘フィービー、そして家族と友人の皆さまに、心よりお悔やみを申し上げます」

サイドカー部門も安全面の懸念で中止
インガムの死亡事故が起きた同じ日、マン島TTではサイドカー部門にも大きな判断が下された。主催者は安全上の懸念から、2026年大会の残り期間におけるサイドカー部門の実施を停止すると発表した。

この決定は、水曜日の予選でカラム・クロウとライアン・クロウの兄弟がクロスビー・リープで転倒したことを受けたものだった。大会4勝の実績を持つ2人は、事故後に意識があり会話もできる状態でノーブルズ病院に搬送された。

両親によれば、カラムは肩の手術を受け、今後さらに検査を受ける予定だという。ライアンは手首を骨折し、路面を滑った際に背中にやけどを負った。

サイドカー部門では、火曜日にもマリア・コステロとショーン・パーカーがクラッシュしており、今回が今大会2件目の重大事故となっていた。

主催者「安全が最優先でなければならない」
主催者は、サイドカー部門の停止について、技術面と運営面の即時レビューを実施したうえでの判断だと説明した。

「2026年マン島TTレースの3回目の予選セッション中にサイドカーチームが関与する事故が発生したことを受け、レース運営組織は、事故の状況とサイドカー部門の継続参加について評価するため、直ちに技術面および運営面のレビューを開始しました」

「そのレビューの結果、イベントプロモーターと協議したうえで、2026年マン島TTレースの残り期間におけるサイドカー部門を停止する決定が下されました」

主催者は、この措置を「競技者と観客の安全のための予防的措置」と位置づけた。

「この決定は軽く下されたものではありません。しかし、競技者、観客、マーシャル、役員、そしてイベントに関わるすべての人々の安全が、最優先であり続けなければなりません」

2026年マン島TTは5月25日から6月6日まで開催される予定で、予選は5月29日(金)に続行され、最初の決勝レースは5月30日(土)に行われる。

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カテゴリー: F1 / F1関連