F1 DRS
FIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1イタリアGPで発生したザウバーのDRSトラブルについてチームのテクニカルディレクターと議論すると述べた。

F1イタリアGPのフリー走行2回目、マーカス・エリクソンはホームストレートエンドのブレーキングでDRSが閉じなかったことによってコントロールを失って大クラッシュを喫している。

マーカス・エリクソンは、F1イギリスGPでもDRSのトラブルによって事故を起こしていた。
ザウバーは予選までに“小さな”修正を実装し、FIAも対応に満足していたが、フリー走行3回目にはルノーのカルロス・サインツには危険性のあるDRSトラブルが発生していた。

チャーリー・ホワイティングは、トラブルが再び発生しないことを強く望んでおり、9月6日(木)に行われる技術ミーティングでDRS問題について議論することを明らかにした。

「我々は木曜日にテクニカルワーキンググループの会議を行っており、それを議論するつもちだ」とチャーリー・ホワイティングは Autosport にコメント。

「我々は予選後にザウバーの問題が誰にも発生しないようクルマのDRSについて多くのチェックを行った」

「それらは事実上ストップしていたが、ストップは無効になりやすく、中心点を越える可能性がある。ドライバーがブレーキをかけたり、一定のしきい値を越えてスロットを離した場合にDRSは閉じる。中心点を越えていたので閉じるのが遅かった」

「彼らは再び起こることがないようにそのようなストップを設置した」

ルノーのニコ・ヒュルケンベルグもF1イタリアGPの最終プラクティスでDRSが開いたままになるという問題が発生。予選にむけてリアウイングを変更している。

「アクチュエーターの故障がみられるのは珍しいことではない」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

「スパでは事故のダメージによってキミ(ライコネン)にも起こっていた」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)