フェラーリ、戦略勝負も勝利は得られず / F1ロシアGP

2019年10月1日
フェラーリ、戦略勝負も勝利は得られず / F1ロシアGP
フェラーリは、F1ロシアGPの決勝レースで、シャルル・ルクレールが3位表彰台、セバスチャン・ベッテルはリタイアでレースを終えた。

マッティア・ビノット(チーム代表)
「今日は完璧な仕事ができず、がっかりしている。勝つためには信頼性が必要だが、今日の我々にはそれがなかった。残念ながら、このケースは今回が今シーズン初めてのことではない」

【動画】 F1ロシアGP:フェラーリの無線ドラマ

2019年10月1日
【動画】 F1ロシアGP:フェラーリの無線ドラマ
F1ロシアGPを制したのはメルセデスだったが、主役となったのはフェラーリだった。

フェラーリはレース前の取り決めとしてスタートでポールポジションのシャルル・ルクレールが3番グリッドのセバスチャン・ベッテルにターン2までにスリップストリームを与えて1-2体制を築く作戦を立てた。

ヘルムート・マルコ 「フェラーリにセバスチャン・ベッテルの未来はない」

2019年10月1日
ヘルムート・マルコ 「フェラーリにセバスチャン・ベッテルの未来はない」
セバスチャン・ベッテルの元上司であるレッドブルのヘルムート・マルコは、“フェラーリにベッテルの未来はない”と考えている。

フェラーリは、現時点で最速のマシンであるにもかかわらず、F1ロシアGPで敗北。さらにシャルル・ルクレールに順位を返すように繰り返し求めたことで、新たなチームオーダー騒動を巻き起こした。

ジェンソン・バトン 「なぜベッテルは順位を返す必要があった?」

2019年10月1日
ジェンソン・バトン 「なぜベッテルは順位を返す必要があった?」
元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、F1ロシアGPでのフェラーリの戦略を批判。チームはレースへのアプローチを“考えすぎ”だと感じていると語る。

フェラーリは、スタートで3番グリッドのセバスチャン・ベッテルにポールスタートのセバスチャン・ベッテルのスリップストリームを使わせることで、ルイス・ハミルトンを退けて1-2体制に持ち込むという戦略を立てた。

ジャック・ヴィルヌーヴ 「フェラーリのF1ロシアGPの敗北は自業自得」

2019年9月30日
ジャック・ヴィルヌーヴ 「フェラーリのF1ロシアGPの敗北は自業自得」
ジャック・ヴィルヌーヴは、フェラーリがF1ロシアGPで勝利を収められなかったのはレース戦略を過度に複雑にして自分たちの首を絞めたためだと語る。

フェラーリは、スタートで3番グリッドのセバスチャン・ベッテルにポールスタートのセバスチャン・ベッテルのスリップストリームを使わせることで、ルイス・ハミルトンを退けて1-2体制に持ち込むという戦略を立てた。

シャルル・ルクレール 「セバスチャン・ベッテルへの信頼は変わらない」

2019年9月30日
シャルル・ルクレール 「セバスチャン・ベッテルへの信頼は変わらない」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ロシアGPの決勝でレース前の合意に関するいざこざがあったにも関わらず、セバスチャン・ベッテルへの信頼は変わらないと主張する。

事前にセバスチャン・ベッテルにスリップストリームを使わせることを決めていたシャルル・ルクレールは、ターン2で抵抗せずにベッテルを前に出した。

マクラーレン 「フェラーリとのF1エンジン契約は検討事項ではなかった」

2019年9月30日
F1 マクラーレン 「フェラーリとのF1エンジン契約は検討事項ではなかった」
マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェラーリとのF1エンジン契約は“ブランドの明確な衝突”を意味するため検討することはなかったと語る。

先週のF1ロシアGPに先立ち、マクラーレンは来シーズン限りでルノーとのパートナーシップを終了し、2021年から以前のパートナーであるメルセデスのF1エンジンを搭載する4年契約を締結したことを発表した。

フェラーリF1代表、指示の甘さが露呈「詳細に説明しておかなければ…」

2019年9月30日
フェラーリF1代表、指示の甘さが露呈「詳細に説明しておかなければ…」 / F1ロシアGP
フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、チームの約束ごとについて“もっと詳細に説明にしておかなければならない”と認める。

F1ロシアGPの決勝レースは、フェラーリの指示系統の甘さが露呈されるレースとなった。フェラーリは、ポールスタートのシャルル・ルクレールが3番グリッドのセバスチャン・ベッテルにスリップストリームを与えるという戦略を立てた。

ベッテル、チームオーダー無視を否定「何かを聞き逃していたのかも」

2019年9月30日
セバスチャン・ベッテル、チームオーダー無視を否定「何かを聞き逃していたのかも」
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1ロシアGPのレースでチームオーダーを無視したとの見方を否定している。

3番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、シャルル・ルクレールのスリップストリームを使ってターン2でトップに浮上した。それは事前に決められた戦略だったことをルクレールは明かしている。
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