FIA:メルセデスとフェラーリのオイルシステムに対する疑惑を解消

2015年6月29日
FIA
FIAは、メルセデスとフェラーリが違法なアドバンテージを得るために“トリック”を使っているとの疑いに対して、2チームのオイルシステムを徹底的に調査した。

F1スペインGP後、一部チームが膨張する燃料ラインを使用して、センサーとエンジンの間の燃料を集め、パワーブーストとして使用しているのではないかと疑った。

フォース・インディア、Bスペックカーには2つの大きな“鼻の穴”

2015年6月24日
フォース・インディア
フォース・インディアは、オーストリアで開催されたインシーズンテストに“Bスペック”カーを持ち込んだ。

フォース・インディアのBスペックカーは、5月中旬のF1スペインGP直後に1回目のクラッシュテストに不合格となっていたが、モナコGP後の2回目の試みでテストをクリアしていた。

最も顕著な違いは、新しいノーズ。“鼻の穴”のような2つの大きなインテークを備えている。

【画像】 マクラーレン・ホンダ MP4-30 ショートノーズ

2015年6月20日
マクラーレン・ホンダ ショートノーズ
マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGP初日のフリー走行で“ショートノーズ”を含めたアップデートパッケージを投入した。

今季は、複数のチームが、空力的な効果を狙ってショートノーズを採用。しかし、ショートノーズは、FIAのクラッシュテストに合格するのが困難であり、マクラーレン・ホンダも複数回にわたってテストに不合格となっていた。

F1:4チームがフロントウィングのデザインを修正

2015年6月16日
F1 フレキシブルウィング
前戦F1カナダGPに先立ち、4チームがフロントウイングデザインを修正した。

F1モナコGP終了後、FIAが、F1の“フレキシブルウイング”の取り締まりを強化したと報じられていた。

El Confidencial は、F1カナダGPの車検でフロントウィングのたわみに関し、新たに50ニュートンメートルの負荷試験が行われたという。

F1:パワーユニット開発の『トークン』とは?

2015年6月6日
F1 トークン
F1パワーユニット開発の“凍結”が事実上解除され、フェラーリ、ルノー、メルセデス、ホンダは2015年シーズンを通して『トークン』システムを介したパワーユニットのアップデートが可能となった。

F1パワーユニットは、機能詳細別に42項目に分類され、各項目にはパフォーマンスへの影響度によって1〜3の“ウェイト”が設定される。コンポーネントの100%を変更するには各ウェイトを合計した66の『トークン』が必要となる。

レッドブル、ショートノーズ搭載“RB11-B”をスペインGPで投入

2015年4月29日
レッドブル RB11-B
レッドブルは、F1スペインGPで“ショートノーズ”版のRB11をデビューさせるという。

「改良されたマシンは、RB11“B”と言っても差し支えないはずだ」と El Mundo Deportivo は報道。

ここまでシャシーとルノーのパワーユニットの両方で苦しんでいるレッドブルは、バルセロナでデビューすることになった超ショートノーズでFIAの衝突テストに複数回挑戦したという。

F1チーム、2016年のF1マシン変更案に反対票

2015年2月18日
F1マシン
F1チームは、2016年の導入を目指して進められていたF1マシンのルックス向上、ワイドタイヤの導入、ダウンフォース増加といった案に反対票を入れた。

17日(火)、ジュネーブでF1コミッションの会議が開催されたが、マシン規約の変更は支持されなかった。これにより、F1マシン規約の変更は少なくとも2017年まで延期されることになった。

メルセデス勢、トップスピードでいまだ優勢

2015年2月10日
メルセデス
ヘレスで開催された2015年最初の公式テストではフェラーリのパフォーマンスがヘッドラインを飾ったが、スピードトラップのデータ分析は、まだメルセデスとの間にはまだ隔たりがあるかもしれないことを示している。

先週、4日間にわたって開催されたヘレステストでは、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが、3日間で最速タイムを記録し、残る一日もフェラーリのパワーユニットを搭載するザウバーのフェリペ・ナスルが記録した。

2015年F1エンジン、数値上では音量に変化なし

2015年2月9日
2015年 F1 エンジン音
2015年のF1サウンドが大きくなっているとの声が聞かれるが、それは事実ではないとあるスペイン氏の記者が主張している。

ヘレステストのコースサイドでテストに立ち会った人々は、V6ターボのエンジン音が昨年よりも大きく聞こえるようになったと述べている。

実際に Marcaの記者マルコ・カンセコも、1.6リッターのパワーユニットから生み出されたサウンドが、2015年プレシーズンの初テストで“いくらか改善された”ように感じたと認めている。
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