ホンダF1:2020年 F1サヒールGP 決勝レポート

2020年12月8日
ホンダF1:2020年 F1サヒールGP 決勝レポート
F1サヒールGPの決勝は、ホンダF1パワーユニット勢にとってはフラストレーションの溜まる展開となり、アストンマーティン・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに、ポイント獲得をかけた厳しい戦いを強いられた。

外周コースでの初開催となった今大会だが、周回数はF1史上最多の87周。ラップタイムは1分を切り、息もつかせぬ展開となったが、両チームにとっては運に振り回される結果となった。

メルセデスF1代表 「ラッセルが勝利に挑む機会は今回が最後ではない」

2020年12月8日
メルセデスF1代表 「ラッセルが勝利に挑む機会は今回が最後ではない」 / F1サヒールGP 決勝
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを振り返った。

F1サヒールGPでは、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役として起用したメルセデスの秘蔵っ子であるジョージ・ラッセルが躍進。レースの大部分もリードし、優勝を手中に収めたかと思われた。

アルファタウリ・ホンダF1 「中団バトルがいかにタイトかを示す良い例」

2020年12月8日
アルファタウリ・ホンダF1 「中団バトルがいかにタイトかを示す良い例」 / F1サヒールGP 決勝
アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンス担当チーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを振り返った。

アルファタウリ・ホンダは2台とも2ストップ戦略を採用したが、特に2回目のセーフティカーのタイミングは有利に働かなかった。二人ともその直前にタイヤ交換を済ませており、再開後はフレッシュなタイヤでもDRSトレインから抜け出すことができず、ダニール・クビアトが7位、ピエール・ガスリーが11位でレースを終えた。

F1サヒールGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

2020年12月7日
F1サヒールGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント
2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

オープニングラップからクラッシュによるセーフティカーが入ったレースは、終盤にメルセデスの2台がタイヤ交換で自滅するという波乱の展開となった。F1サヒールGPを制したのはレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。F1キャリア10年目、190戦目というF1で最長での初優勝となった。

F1サヒールGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

2020年12月7日
F1サヒールGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)
2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

上位勢に様々なことが起こったレースだったが、ミッドフィールドの下位ではポイント争いに絡むことが難しいレースとなった。今大会で代役として急遽F1デビューを果たしたジャック・エイトケン(ウィリアムズ)とピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は初レースを完走で終えている。

ホンダF1 田辺豊治TD 会見 「チャンスを物にできなかった残念なレース」

2020年12月7日
ホンダF1 田辺豊治TD 会見 「チャンスを物にできなかった残念なレース」 / F1サヒールGP
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝後に記者会見を実施。“チャンスを物にできなかった”フラストレーションの溜まるレースだと振り返った。

ホンダF1エンジン勢は、優勝を期待されたマックス・フェルスタッペンがオープニングラップでまさかのクラッシュリタイア。アレクサンダー・アルボンが6位、ダニール・クビアトが7位と入賞を果たしたが、決して期待通りの結果とはならなかった。

マックス・フェルスタッペン 「最終ラップかのように攻めているヤツがいた」

2020年12月7日
マックス・フェルスタッペン 「最終ラップかのように攻めているヤツがいた」 / レッドブル・ホンダ F1サクヒールGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースをクラッシュによって0周リタイアで終えた。

3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ミディアムタイヤを履いたメルセデス勢に対して、ソフトタイヤでいいスタートを切れるアドバンテージがあった。フェルスタッペンは好スタートを決めたものの、ターン1で行き場をなくして3番手にとどまる。

シャルル・ルクレール 「接触はペレスではなく僕の責任」

2020年12月7日
シャルル・ルクレール 「接触はペレスではなく僕の責任」 / フェラーリ F1サヒールGP 決勝
フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、F1サヒールGPのオープニングラップでのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)との接触を謝罪。“責任は自分にある”としながらも、不運だったことを強調した。

シャルル・ルクレールは、3番手を争っていたオープニングラップのターン4でインサイドを突いたが、タイヤをロックさせ、ターンインしてきたセルジオ・ペレスに衝突。サスペンションを破損させてリタイアを喫した。

ピエール・ガスリー 「自分が考えていたようなレースができなかった」

2020年12月7日
ピエール・ガスリー 「自分が考えていたようなレースができなかった」 / アルファタウリ・ホンダ F1サヒールGP 決勝
ピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを11位で終えた。

9番グリッドからソフトタイヤでスタートしたピエール・ガスリーは、オープニングラップのインシデントを避けて7番手に浮上。だが、28周目にピットインすると先行マシンとの差を広げられてしまう。

51周目にピットインしたピエール・ガスリーだが、この直後にバーチャルセーフティカーが導入され、11位まで順位を落としてレースを終えた。
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