2009年06月のF1情報を一覧表示します。

トロ・ロッソ、レッドブル優先で開発に大幅な遅れ

2009年6月23日
トロ・ロッソ
トロ・ロッソは、少なくともあと一戦をグリッドの後方で過ごさなければならないだろう。

親チームのレッドブルがイギリスGPを支配する一方で、トロ・ロッソはフォース・インディアに対して防戦一方だった。

セバスチャン・ブエミは「僕たちのエンジン、冷却、サスペンションはレッドブルとは異なる」と語るが、本当の問題は、STR4がレッドブルRB5の開発仕様から大きく遅れをとっていることが挙げられる。

ミハエル・シューマッハ、FOTAの新シリーズを支持

2009年6月23日
ミハエル・シューマッハ FOTA 新シリーズ
ミハエル・シューマッハは、FOTAによる新シリーズが現実的な選択肢だと考え始めている。

7度の世界チャンピオンであるミハエル・シューマッハは、政治的な争いはスポーツとしてのF1には無意味なものであり、最高のショーがみられるなら、新シリーズ立ち上げに賛成している。

「最近のF1は、政治の話ばかりで、スポーツについての話はほとんどされない。かなり的はずれだ」とシューマッハは語る。

トヨタ 「来年以降のF1参戦はまだ流動的」

2009年6月23日
トヨタ F1
トヨタ自動車は23日に株主総会を開き、豊田章男氏の社長昇格を含む取締役29人の選任案などが可決された。

質疑応答では、株主からF1の運営に対する質問も投げかけられた。

瀧本正民副社長は「F1は、今年終了までには何とか表彰台の真ん中に立ちたいので、ご支援をお願い致します」と回答。

F1サーカス、束の間の休息へ

2009年6月23日
ジェンソン・バトンと道端ジェシカ
シルバーストンでのイギリスGPを終え、次戦ドイツGP(7月10日〜7月12日)までF1サーカスは束の間の休息に入る。

ファクトリーでは変わらず作業が続けられるだろうが、2009年からシーズン中のテストが禁止となったため、ドライバーは思い思いに休暇を楽しむようだ。

チャンピオンシップをリードするジェンソン・バトンは、彼女である道端ジェシカと東京で休暇を過ごすらしい。

中嶋一貴 「新品のソフトタイヤがなかった」

2009年6月23日
中嶋一貴 F1 ウィリアムズ
自己最高の5番グリッドを獲得し、今シーズン初ポイント獲得に期待がかかった中嶋一貴。序盤は4番手を走行するなど大きな結果を予感させたが、結果は11位。

多くのチームがソフト側のタイヤをメインで使用するなか、ウィリアムズはハード−ハード−ソフトというタイヤ戦略を採用。その戦略に疑問符が付いたが、中嶋一貴はレース後にソフトタイヤが余っていなかったことを明らかにした。

ジェンソン・バトン 「次のドイツGPでは勝てる」

2009年6月23日
ジェンソン・バトン ブラウンGP F1
ジェンソン・バトンは、次のドイツGPでは再び優勝に返り咲くことができると考えている。

母国グランプリとなるイギリスGPを、ジェンソン・バトンは今季最低結果となる6位で終えた。

「僕はここでルーベンスに対して3ポイント失ったので、ルーベンスには23ポイントリードしている。まだかなり有望だ」とバトンは語る。

エイドリアン・ニューウェイ、レッドブル圧勝にも慎重

2009年6月23日
エイドリアン・ニューウェイ レッドブル F1
イギリスGPの圧倒的なワン・ツー勝利にも関わらず、レッドブルのエイドリアン・ニューウェイは、ブラウンGPとのタイトル争いが有利になったと判断するにはまだ早すぎると考えている。

レッドブルは、イギリスGPでRB5に大幅なアップグレードを投入。セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーは、最新パッケージを最大限に活用し、シルバーストンでの週末を支配した。

FOTA、分裂シリーズにむけて本格始動

2009年6月23日
FOTAシリーズへ加速
FOTAは、今週の木曜日に来年の分裂シリーズへの準備を本格始動させる。

24日(水)に世界モータースポーツ評議会が開催されるが、その直後にFOTAは分裂シリーズについての会議を行うという。

噂では、FIAのマックス・モズレー会長を追い出すか、またその権力を弱める提案を行い、論争を終わらせるのではともされている。

フェラーリ、KERSへの“無駄遣い”を後悔

2009年6月23日
フェラーリ F1 KERS
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、2009年の苦戦の理由として、KERSに開発資金を浪費したことを挙げている。

マクラーレンを含むビックチームは、今シーズンの新しい規約より、むしろ2008年のタイトル争いに集中していたことを理由にあげている。

しかし、ステファノ・ドメニカリは、KERSのためを費やした何百万ユーロもの重要な資金が、スポーツのために“無駄”であったと語る。
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