トロ・ロッソ
トロ・ロッソは、少なくともあと一戦をグリッドの後方で過ごさなければならないだろう。

親チームのレッドブルがイギリスGPを支配する一方で、トロ・ロッソはフォース・インディアに対して防戦一方だった。

セバスチャン・ブエミは「僕たちのエンジン、冷却、サスペンションはレッドブルとは異なる」と語るが、本当の問題は、STR4がレッドブルRB5の開発仕様から大きく遅れをとっていることが挙げられる。

例えば、トロ・ロッソは来月後半のハンガリーGPで初めてダブルディフューザーを搭載するが、それはレッドブルのモナコ仕様のものであり、レッドブルはシルバーストンでさらにリアの空力コンセプトを発展させている。

またレッドブルは、シルバーストンで幅広の新型ノーズを投入しており、現在、同じレッドブル・テクノロジーのマシンでもレッドブルとトロ・ロッソは外見上も異なっている。

トロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、開発の不一致がトロ・ロッソの問題であることを認めているた。

「我々は新しい仕様の空力パーツの不足に苦しんでいる」
「ハンガリーにそれらを持ち込む予定だ。中団の前方に返り咲けると期待している」

セバスチャン・ブルデーは「新しいディフューザーが来るまで、今あるものを最大限に利用する必要がある」とコメントしている。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ