フラビオ・ブリアトーレ 勝訴
フラビオ・ブリアトーレは、クラッシュゲート騒動によりFIAから下されていた永久追放処分を不服として起こしていた裁判に勝訴。追放処分は撤回された。

元ルノーF1チームのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレは、2008年のシンガポールGPでネルソン・ピケJr.に故意のクラッシュを命じたとして、FIAから永久追放処分が下されていた。

しかし、フラビオ・ブリアトーレはFIAの裁定を不服とし、名誉棄損で100万ユーロの損害賠償を求めており、昨年11月24日に公聴会が行われていた。

フランスの大審裁判所は、FIAの制裁が違法であるとし、フラビオ・ブリアトーレへ15万ユーロの賠償金を決定した。

クラッシュゲート騒動ではエンジニアリングディレクターのパット・シモンズにも5年間の停職処分が下されている。

クラッシュゲート関連:

フラビオ・ブリアトーレ、FIAに100万ユーロの賠償訴訟 - 2009年11月12日
フラビオ・ブリアトーレ、モータースポーツ界から永久追放 - 2009年9月22日
ルノーに執行猶予付きの参戦停止処分 (クラッシュゲート) - 2009年9月21日
ルノーのシンガポールGPでの無線通話記録が流出 - 2009年9月17日
ルノー、意図的なクラッシュを認めブリアトーレとシモンズを解任 - 2009年9月16日
ネルソン・ピケJr. 故意のクラッシュを記載した声明が流出 - 2009年9月11日
ネルソン・ピケJr. シンガポールGPでのクラッシュに命令疑惑 - 2009年8月31日
ネルソン・ピケJr. ルノー離脱を発表 - 2009年8月4日
ルノー:アロンソが見事な優勝!(シンガポールGP) - 2008年9月29日

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム