角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP決勝「努力が報われた最高の結果」
角田裕毅(レッドブル)は、F1アゼルバイジャンGP決勝で6位入賞を果たし、レッドブル加入後自己最高位を記録した。混乱の多いバクーで安定感を発揮し、ローソンの後方を守り切りつつマクラーレン勢の猛追を抑えるなど、確かな存在感を示した。

予選から好調を維持して臨んだ決勝で、角田裕毅は6番グリッドから序盤からクリーンなスタートを切り、確実にポイント圏内を走行。前を行くローソンには迫りながらも無理をせず、確実にチームにポイントをもたらした。

これまでの苦戦を払拭するかのような走りで、角田裕毅はチームの信頼に応えた。

「僕たちはここアゼルバイジャンで、長い間求めてきたパフォーマンスを見せられました」と角田裕毅はコメント。

「チームでの自己最高のリザルトを記録できて、本当に報われた気持ちです。予選で良いポジションを得て、ロングランでも競争力を確認できていたので、それを活かすことを目指しました。ミディアムでもハードでもデグラデーションは少なく、誰も大きく落ちなかったのでオーバーテイクは難しかったですが、それでもP6には満足しています」

「チームから大きなサポートを受けてきましたし、それに応えられたのがうれしいです。マシンの変更が今週末は本当に効果を発揮して、以前よりも競争力を持って戦えました」

「バクー入りする前からハードワークを続けてきて、その成果を今日示せたことは前向きな一歩だと思います。何かを掴んだ感覚があり、今後のレースにも持ち込めると思います」

「マックスの素晴らしい勝利を心から祝福しますし、チームは非常に高いレベルで戦っているので、この勢いを続けていきたいです。シーズン最後まで諦めません」

角田裕毅にとって今季を象徴する「前進の一戦」となったバクー。次戦以降に向け、つかんだ手応えをどう活かすかが注目される。

角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 アゼルバイジャンGP

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