マックス・フェルスタッペンは「アロンソの轍を踏まない」と元F1チーム代表

フェルスタッペンとアロンソは8年にわたってF1のライバルとして戦ってきたが、コース外では良好な関係を築いている。しかし、シュタイナーは両者のキャリアの歩みには決定的な違いがあると見る。
2025年シーズン、フェルスタッペンはランド・ノリスにタイトルを明け渡したものの、終盤にかけて猛追を見せ、最終的にはシーズン最多勝利を記録した。そうした実績から、彼はいまなお現役グリッドの基準となる存在であり、ドライバーやチーム代表による投票でも「ベストドライバー」と評価されている。
一方で、2026年F1レギュレーション導入を控え、レッドブル・レーシングは自社開発のパワーユニットで新時代に突入する。そのため、フェルスタッペンの将来像は不透明だとも言われている。
シュタイナーは、フェルスタッペンがメルセデス移籍の噂と結び付けられてきた点にも触れつつ、次のように語った。
「マックスは正しいマシンに乗る。だから成功を続けるだろう。彼はとても賢いし、周囲も賢い人間で固められている。彼の契約はオープンな部分があり、トップカーを持つチームは誰であれマックスを欲しがる。そしてそれは実現する」

アロンソとは異なるキャリア設計
シュタイナーは、アロンソがいまだ3度目のドライバーズタイトルを追い続けている事実を引き合いに出し、その背景にはキャリア選択の誤りがあったと指摘した。アロンソは2013年以降、勝利数を32で止めており、その間に「間違ったマシン」を選び続けてしまったと評している。
これに対し、フェルスタッペンは同じ道をたどらないというのがシュタイナーの見解だ。
「彼は契約条項を使って、自分の側から状況を動かすことができる。そして、すでにその準備はできていると思う」
さらに、こう続けた。
「フェルナンドは才能の塊だったが、いつも間違ったクルマを選んでしまった。だがマックスは違う。父のヨス、そしてマネージャーのレイモンド・フェルミューレンが、必ず正しいマシンに乗せるようにする」
「だから心配はいらない。マックスは常に、最高か、少なくとも2番目に良いクルマに乗っているはずだ」
フェルスタッペンが2027年以降も成功を積み重ねられるかは、チームとマシン選択にかかっている。しかし、シュタイナーの見立てでは、その点においてフェルスタッペンがアロンソと同じ運命をたどることはない。
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