角田裕毅 レッドブルF1での2026年去就「急ぐ必要ない」とメキース代表

レッドブル代表のローラン・メキースは、角田裕毅の今後について「急ぐ必要はない」と強調。シーズン残り10戦でのパフォーマンスを見極めたうえで判断を下す方針を示しており、2026年のドライバーラインナップ決定は先送りされることになった。
レッドブル代表のローラン・メキースは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトを誰にするかという2026年の決定について「急ぐ必要はない」と語った。
4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンの現在のチームメイトである角田裕毅は、2025年シーズン第3戦からリアム・ローソンに代わって起用されたものの、これまでにわずか7ポイントの獲得にとどまり、ランキング18位に沈んでいる。そのため角田はまだ来季の契約を得ていない。だが、レッドブルは長年この“2台目のシート問題”に頭を悩ませており、角田のみならずローソン、セルジオ・ペレス、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーといった歴代セカンドドライバーも苦戦を強いられてきた。
レッドブルは、ジュニアチームのレーシングブルズをF1に擁するという“贅沢な立場”を背景に、素早いドライバー交代で知られている。しかしメキースは、直近2戦で角田に改善が見られ、特にベルギーGPでは今季最高の予選7位を記録したことから、現時点での即断は不要だと判断している。

「現実的に言えば、我々には急ぐ理由がない」と、7月のクリスチャン・ホーナー退任後にチーム代表に就任したメキースはCanal+に語った。
「我々は角田をマシンに乗せられていることを幸運に思っているし、レーシングブルズも非常にうまく機能している。そこでは若手ドライバーの評価も可能だ。角田はスパで、そしてブダペストでも、マックスとの差という点で確かな前進を見せた。ブダペストでは我々全体が競争力を欠いていたためあまり目立たなかったがね」
「だから様子を見ている。リアムはレーシングブルズで大きな進歩を遂げているし、アイザック(ハジャー)はシーズン序盤から並外れた働きを見せ、毎レース我々を驚かせ続けている。レッドブルの立場からすれば、なぜ急いで決断しなければならないのか理解しがたいだろう」
メキースは、したがってレッドブルの焦点は2025年残りシーズンにあると強調した。現在チームはコンストラクターズ選手権4位につけ、3位メルセデスとの差は42ポイントだ。
「我々は周囲からの質問や焦りの声を理解している」と彼は付け加えた。「だが我々にとっては、まず残りシーズンでドライバーたちを可能な限り良い状況に置くことが最優先だ。そして数か月後にどこにいるかを見極める。まだ10戦残っている。その上で、関係する全員にとって最良の決断を下すことになる」
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