F1ドライバー同士で選ぶ2025年ベストドライバーはマックス・フェルスタッペン

この投票は今回で8回目を迎え、F1グリッドの大半のドライバーが参加。各ドライバーがライバル10人を順位付けし、現行F1ポイントシステム(1位25点〜10位1点)に基づいて集計される。投票は匿名で行われ、自身への投票も可能だが、例年通り多くのドライバーは自分を最上位には置いていない。
フェルスタッペンは、シーズン後半に驚異的な追い上げを見せた。8月のオランダGP終了時点で首位から104ポイント差をつけられていたが、最終9戦で6勝を挙げる猛反撃を展開。最終的にはノリスにわずか2ポイント差まで迫った。その印象的な戦いぶりが評価され、6人のドライバーがフェルスタッペンを1位に指名し、総合トップとなった。
2位は、2025年に初のF1世界タイトルを獲得したランド・ノリス(マクラーレン)。フェルスタッペン、そしてチームメイトのオスカー・ピアストリからの強いプレッシャーを受けながらも、シーズンを通して安定した戦いを続け、ドライバーズ投票でも2年連続の2位となった。
3位にはジョージ・ラッセル(メルセデス)がランクイン。2025年は2勝と7回の表彰台を記録し、堅実さと勝負強さを兼ね備えたシーズンを送ったことで、前年から1つ順位を上げた。
4位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。夏休み前にはランキング首位に立ち、一時は34ポイント差を築いたが、秋以降に勢いを落としてタイトル争いから後退。それでも評価は高く、前年より1つ順位を上げた。
5位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)。フェラーリがコンストラクターズ選手権4位に終わる厳しいシーズンの中で、7回の表彰台を獲得し、与えられたマシンのポテンシャルを最大限に引き出したが、順位は前年から2つ下げる結果となった。
6位にはカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が入った。グローブでの新生活は厳しいスタートとなったものの、シーズン後半にかけて見事に立て直し、2度の表彰台を獲得。前年と同じ順位を維持した。
7位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。AMR25で印象的な走りを何度も披露し、順位を2つ上げてトップ10に食い込んだ。
8位はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)。ウィリアムズでの自己最高のシーズンを送り、ドライバーズ選手権8位と同じ順位でライバルたちからも評価された。
9位と10位には、ルーキーのオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)とアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が名を連ねた。ベアマンはメキシコGPでの4位を含む5戦連続入賞の活躍を見せ、ハジャーはザントフォールトで初表彰台を獲得するなど、デビューシーズンながら強い印象を残した。
一方で、アルピーヌのピエール・ガスリーは10回のQ3進出を果たす健闘を見せたものの、わずかにトップ10入りを逃した。
そして注目すべきは、7度の世界王者ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が、このランキングで初めてトップ10圏外となった点だ。フェラーリ移籍初年度となった2025年は苦戦を強いられ、同業者からの評価にもそれが反映される形となった。
今回の投票に参加したドライバーは、アレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソ、アンドレア・キミ・アントネッリ、オリバー・ベアマン、ガブリエル・ボルトレト、フランコ・コラピント、ピエール・ガスリー、アイザック・ハジャー、リアム・ローソン、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、エステバン・オコン、オスカー・ピアストリ、ジョージ・ラッセル、カルロス・サインツ、マックス・フェルスタッペンの16名だった。
タイトルを逃してもなお、ライバルたちから最も高く評価されたフェルスタッペン。その存在感と影響力が、2025年シーズンを通じていかに大きかったかを物語る結果となった。
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
