ティモ・グロック、2位初表彰台を語る

2008年8月5日
ティモ・グロック(トヨタF1チーム)
ハンガリーGPで、見事2位表彰台を獲得したティモ・グロック。ドイツGPでのクラッシュからTF108パフォーマンス、トヨタからF1に復帰した1年目での自身初のF1表彰台についてを語った。

ホッケンハイムでは担架に乗せられましたが、ハンガロリンクでは表彰台に上がりました。どんな気持ちですか?
とにかく信じられない。残り3周でフェリペ・マッサのエンジンが煙を上げていたのを目にした時は、自分をつねって確かめなくちゃいけないほどだったけど、自分が2位なのは分かっていた。レース終盤はもう一台のフェラーリに乗るキミ・ライコネンからずっとプレッシャーをかけられていたし、最後のスティントは軟らかめのタイヤに幾分苦しんでいた。金曜日のフリー走行の結果から、軟らかめのタイヤは扱いがより難しいことは分かっていた。私はまずまずのペースで走っていて、キミの9秒前にいるというピットサインを見たんだけど、チームからはキミが1周につきコンマ5秒速いと無線が入った。私はとにかく集中しつつ、タイヤを痛めないようにしながら、もっとプッシュしようとがんばった。最終的に彼は私に追いついたものの、私は冷静さを保ち、ミスを一つもしないように気をつけた。GP2の経験から、ブダペストで追い越しをするのがどれほど難しいかは分かっていたし、F1ではそれが更に困難だからね。

トヨタ:ティモ・グロックが2位初表彰台(ハンガリーGP)

2008年8月4日
ティモ・グロックが自身初の2位表彰台(トヨタF1チーム)
トヨタは、F1ハンガリーGPで、ティモ・グロックが2位表彰台、ヤルノ・トゥルーリが7位入賞した。

ティモ・グロックが自身初となるF1での2位表彰台を達成した。5番手からスタートしたグロックは、スタートで4位に順位をあげ、その後も着実な走りをみせ、上位のマシンがトラブルで順位を落とす中、見事2位表彰台を獲得。トヨタにとって今シーズン2度目となる表彰台をもたらした。

ヤルノ・トゥルーリも7位入賞し、2ポイントを獲得。このダブル入賞により、トヨタはコンストラクターズ4位を維持した。

トヨタ:ティモ・グロックが5番手タイム(ハンガリーGP)

2008年8月3日
自己最高の5番グリッドを獲得したティモ・グロック(トヨタF1チーム)
トヨタは、F1ハンガリーGP予選で、ティモ・グロックが自己最高の5番手、ヤルノ・トゥルーリが9番手だった。

ティモ・グロック (5位)
「とても良い予選セッションとなり、もちろん喜んでいるよ。昨日の公式練習1回目で良いスタートを切ることができた。チームは夜を通して素晴らしい仕事をしてくれて、我々は適切なセットアップを選択した。タイヤに関しては非常に厳しい選択をしなければならず、周回ごとに厳密な判断を下さなければならかったから、今日のセッションは簡単ではなかったね。しかし、最終的に私のエンジニアたちは冷静に、適切な判断をしてくれた。第2セッションでは、クルマの調子はパーフェクトだったよ。そして最後の周回ではタイヤの状態があまり良くなくなって、少し走りにくかったけれど、5番手を獲得できて嬉しいよ。我々は明日に向けて素晴らしい状況にいるね。それは我々全員にとって良いことだ。また、ホッケンハイムの後で、今日の結果は、私がチーム全体に寄せている信頼に対するパーフェクトな回答だ。」

トヨタ:シャークフィンを投入(ハンガリーGP初日)

2008年8月2日
シャークフィンを投入したトヨタF1チーム(ハンガリーGP初日)
トヨタは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが9番手、ティモ・グロックは11番手だった。

今回のハンガリーGPでシャークフィンを導入したチームのひとつであるトヨタ。

前回ドイツGPの事故から復帰したティモ・グロックは、すっかり回復し、公式練習1回目で6番手のタイムを刻んだ。午後に行われた公式練習2回目では、ヤルノ・トゥルーリが9番手、ティモ・グロックが11番手でセッションを終えた。

ティモ・グロック、ハンガリーGP出場にGOサイン

2008年8月1日
ティモ・グロック(トヨタF1チーム)
ティモ・グロックのハンガリーGP出場にGOサインが出た。

ティモ・グロックは、2週間まのドイツGPで大クラッシュを喫し、レース後は地元の病院に入院。ハンガリーGPに参加するには、ハンガロリンクで木曜日にFIAの検診を受ける必要があった。

「クラッシュの後遺症は、メディアからたくさんのインタビュー依頼を受けることになったことかな」

トヨタF1:パスカル・バセロン(ハンガリーGPプレビュー)

2008年7月30日
トヨタF1チーム
トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、ハンガリーGPの特徴やセッティングなどを語った。

ホッケンハイムではティモがこれまでで最も力強いレースを披露していたと思いますが、彼はポイントを獲得できそうでしたか?
「ティモには間違いなくポイント獲得の大きなチャンスが巡ってきていたし、恐らく彼は6位以内でゴールしていたと言っていいだろう。彼の予選結果は我々が望んでいたものではなかったものの、お陰で最善の戦略を選択することが可能になった。彼は第1スティントで前を走る各車に近い位置につけていて、しかも燃料を多く搭載していたため長めに走ることができた。その結果ピットストップ後に順位を上げることができたんだ。彼は好調だったし、現実的に見て6位を狙える位置にいた。あれはとてもいいパフォーマンスだったし、彼の学習能力とその進捗には非常に満足している」

トヨタ、KERSシステムについて語る

2008年7月29日
ルカ・マルモリーニ(トヨタF1チーム)
トヨタF1チームのエンジン責任者であるルカ・マルモリーニが、2009年のレギュレーションで導入が予定されるKERS(エネルギー回生システム)に対する見解を語った。

トヨタのKERS開発はどれぐらい進んでいますか?
我々はKERSシステムの開発と改良に全力で取り組んでいる。様々なオプションに関しては詳しく調べたので、次のチャレンジは、クルマに初めてKERSを搭載して走らせる前にシステムを改良することだ。KERSシミュレーションダイナモでKERS開発の95%が行えるため、現段階で、我々の開発作業はレースコースよりも、むしろ完全にファクトリーがベースになっている。2009年のレギュレーションにより、TF109はTF108とは全く異なるものになるので、現段階において、KERSをコース上でテストする際にはほとんど利点は分からないだろう。

ティモ・グロック(ハンガリーGPプレビュー)

2008年7月29日
ティモ・グロック(トヨタF1チーム)
ドイツGPでクラッシュを喫したティモ・グロックだが、ハンガリーGPへ意欲をみせた。

ティモ・グロック
「ホッケンハイムでの事故はあったが、調子は良いし、レースをしたくてうずうずしているんだ。自宅で少しリラックスする機会があったから、今週末の準備は完全に整っているよ。また、ヘレスではハンガリーGPの準備をしながら一日をクルマの中で過ごし、テストはうまく行った。私は、ブダペストを訪問するのを楽しんでいる。数年前に休暇でブダペストを訪れたけれど、とても面白い場所だったよ。また、2006年を筆頭にここでは何度かエキサイティングなレースをしたことがある。」

ヤルノ・トゥルーリ(ハンガリーGPプレビュー)

2008年7月29日
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタF1チーム)
ヤルノ・トゥルーリが、ハンガリーGPへ向けての意気込みを語った。

ヤルノ・トゥルーリ
「ハンガロリンクはチャレンジングでドライブするのが楽しいサーキットだから、ここでレースすることを楽しんでいる。短い走行の間にたくさんのコーナーがある狭いコースのため、追い越すのは簡単ではない。それはつまり、ここでは予選が重要であることを意味している。ここのコースは定期的には使用されていないので、我々は大抵埃だらけのコースを予想している。そのためラインから外れてしまうと多くの時間を失うことになってしまい、ドライバーにとってはかなりチャレンジングになるから、どんな小さなミスも避けるため本当に集中しなければならない。」
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