トヨタ:ティモ・グロックが5番手タイム(ハンガリーGP)
2008年8月3日

ティモ・グロック (5位)
「とても良い予選セッションとなり、もちろん喜んでいるよ。昨日の公式練習1回目で良いスタートを切ることができた。チームは夜を通して素晴らしい仕事をしてくれて、我々は適切なセットアップを選択した。タイヤに関しては非常に厳しい選択をしなければならず、周回ごとに厳密な判断を下さなければならかったから、今日のセッションは簡単ではなかったね。しかし、最終的に私のエンジニアたちは冷静に、適切な判断をしてくれた。第2セッションでは、クルマの調子はパーフェクトだったよ。そして最後の周回ではタイヤの状態があまり良くなくなって、少し走りにくかったけれど、5番手を獲得できて嬉しいよ。我々は明日に向けて素晴らしい状況にいるね。それは我々全員にとって良いことだ。また、ホッケンハイムの後で、今日の結果は、私がチーム全体に寄せている信頼に対するパーフェクトな回答だ。」
トヨタ:シャークフィンを投入(ハンガリーGP初日)
2008年8月2日

今回のハンガリーGPでシャークフィンを導入したチームのひとつであるトヨタ。
前回ドイツGPの事故から復帰したティモ・グロックは、すっかり回復し、公式練習1回目で6番手のタイムを刻んだ。午後に行われた公式練習2回目では、ヤルノ・トゥルーリが9番手、ティモ・グロックが11番手でセッションを終えた。
ティモ・グロック、ハンガリーGP出場にGOサイン
2008年8月1日

ティモ・グロックは、2週間まのドイツGPで大クラッシュを喫し、レース後は地元の病院に入院。ハンガリーGPに参加するには、ハンガロリンクで木曜日にFIAの検診を受ける必要があった。
「クラッシュの後遺症は、メディアからたくさんのインタビュー依頼を受けることになったことかな」
トヨタF1:パスカル・バセロン(ハンガリーGPプレビュー)
2008年7月30日

ホッケンハイムではティモがこれまでで最も力強いレースを披露していたと思いますが、彼はポイントを獲得できそうでしたか?
「ティモには間違いなくポイント獲得の大きなチャンスが巡ってきていたし、恐らく彼は6位以内でゴールしていたと言っていいだろう。彼の予選結果は我々が望んでいたものではなかったものの、お陰で最善の戦略を選択することが可能になった。彼は第1スティントで前を走る各車に近い位置につけていて、しかも燃料を多く搭載していたため長めに走ることができた。その結果ピットストップ後に順位を上げることができたんだ。彼は好調だったし、現実的に見て6位を狙える位置にいた。あれはとてもいいパフォーマンスだったし、彼の学習能力とその進捗には非常に満足している」
トヨタ、KERSシステムについて語る
2008年7月29日

トヨタのKERS開発はどれぐらい進んでいますか?
我々はKERSシステムの開発と改良に全力で取り組んでいる。様々なオプションに関しては詳しく調べたので、次のチャレンジは、クルマに初めてKERSを搭載して走らせる前にシステムを改良することだ。KERSシミュレーションダイナモでKERS開発の95%が行えるため、現段階で、我々の開発作業はレースコースよりも、むしろ完全にファクトリーがベースになっている。2009年のレギュレーションにより、TF109はTF108とは全く異なるものになるので、現段階において、KERSをコース上でテストする際にはほとんど利点は分からないだろう。
ティモ・グロック(ハンガリーGPプレビュー)
2008年7月29日

ティモ・グロック
「ホッケンハイムでの事故はあったが、調子は良いし、レースをしたくてうずうずしているんだ。自宅で少しリラックスする機会があったから、今週末の準備は完全に整っているよ。また、ヘレスではハンガリーGPの準備をしながら一日をクルマの中で過ごし、テストはうまく行った。私は、ブダペストを訪問するのを楽しんでいる。数年前に休暇でブダペストを訪れたけれど、とても面白い場所だったよ。また、2006年を筆頭にここでは何度かエキサイティングなレースをしたことがある。」
ヤルノ・トゥルーリ(ハンガリーGPプレビュー)
2008年7月29日

ヤルノ・トゥルーリ
「ハンガロリンクはチャレンジングでドライブするのが楽しいサーキットだから、ここでレースすることを楽しんでいる。短い走行の間にたくさんのコーナーがある狭いコースのため、追い越すのは簡単ではない。それはつまり、ここでは予選が重要であることを意味している。ここのコースは定期的には使用されていないので、我々は大抵埃だらけのコースを予想している。そのためラインから外れてしまうと多くの時間を失うことになってしまい、ドライバーにとってはかなりチャレンジングになるから、どんな小さなミスも避けるため本当に集中しなければならない。」
ティモ・グロック、事故について語る
2008年7月23日

事故後の日曜日の夜、26歳のティモは精密検査のため、ルートウィヒスハーフェンの病院に一晩入院した。彼は、休養と更なる検査のため、月曜日の朝自宅に帰った。それらの検査により、ティモは怪我も脳震盪もないことを確認した。
そのため、ハンガリーGPに参戦する前の今週木曜日(24日)に、彼にはコックピットに戻って全く問題ないということになった。
トヨタ、ティモ・グロックのクラッシュを語る
2008年7月21日

まず、ティモの容態はいかがですか?
「幸いティモには何も問題ない。これこそが一番重要なことだ。今回のアクシデントでは明らかにその衝撃が大きく、彼もすぐにはクルマから出てこなかったため、サーキット内のメディカルセンターに運ばれた。これはこうした状況では通常の手続き通りだ。怪我をした徴候は何もなかったものの、用心としてレントゲンを含む更なる精密検査を受けるべく、そこから病院へと移送された。現在彼は諸々の検査を全て終え、何も問題ないことが既に確認されている。脳震盪も起こしていない。」