スクーデリア・トロ・ロッソ ホンダF1
トロ・ロッソは、ホンダと3年間のF1エンジン供給契約に合意したと Autosport が報じた。

今年初め、レッドブルとホンダはトロ・ロッソのエンジン供給について交渉を開始。ザウバーとの契約が白紙化された後、ホンダは第2のチームへの供給を熱望していたが、夏にトロ・ロッソとの交渉は崩壊したと報じられていた。

だが、マクラーレンがホンダとの決別を望み、ルノーの供給枠を空けるためにトロ・ロッソにルノーとの契約解消を求めたことで、ホンダとトロ・ロッソとの交渉は復活した。

その後、ホンダとトロ・ロッソ、そしてレッドブルとの間で広範囲にわたる交渉が行われ、全ての当事者が合意に達したとされている。正式発表はF1シンガポールGPの週末後半が予想されている。

情報源によると、ホンダとトロ・ロッソは2018年からの3年契約に合意。ちょうど現在のF1エンジンレギュレーションのサイクルが終了する2020年までとなる。

2018年F1マシンの準備はすでに進められているが、トロ・ロッソにとっては2015年12月にルノーからフェラーリへの変更を強いられたときよりも、少なくとも準備期間を設けられることになる。

ホンダへのパワーユニット変更により、トロ・ロッソは3年連続で異なるパワーユニットで新シーズンを迎えることになる。

トロ・ロッソとの交渉が開始された際、レッドブルのヘルムート・マルコは、ホンダのパフォーマンスが十分に向上すれば、将来的にレッドブルもホンダに変更することに関心を持っていることをホンダのモータースポーツ部長の山本雅史に伝えたとされている。

ルノーは、2018年末でレッドブルへのF1パワーユニット供給を終了する意向であると報じられており、トロ・ロッソとホンダのパートナーシップはレッドブルにとって大きな選択肢を残すことになるかもしれない。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1