小林可夢偉 F1イタリアGP
ザウバーは、F1イタリアGPの決勝レースでペドロ・デ・ラ・ロサが14位、小林可夢偉はリタイアだった。

小林可夢偉 (リタイア)
「本当に残念です。レースコンディションでのペースは良かったので、今日は簡単にポイントが獲れていたと思いました。ただ、インスタレーションラップの1周目 の時点でクルマに違和感を感じていたら、ギヤの変速ができなくなってしまいました」

「ガレージに戻ってピットクルーがなんとか直そうとしてくれました。もしかしたら状況がよくなるかもと思い、ピットレーンからスタートしましたが、結局トラブルは解決できずクルマを止めるしかなかったです。非常に残念でしたが、レースではこういうこともありますし、これからアジアでのレースを楽しみにしています」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (14位)
「スタートは良かったし、ハイメ・アルグエルスアリをオーバーテイクすることができた。そこからは、ただ可能な限りハードにプッシュしていたし、前のドライバーとの距離を維持していた。でも、実はルーベンス(バリチェロ)と接触して失ってしまい、そのあとはかなりタフなレースになった。ここでは難しい週末になるとわかっていたし、土曜日の午前中からクルマに苦戦していた」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「非常に残念なレースだった。今日は入賞争いができると思っていたが、可夢偉のクルマのECUにトラブルが出てしまった。もう少し調べる必要があるが、そのトラブルのためコースインしたアウトラップでギヤボックスが壊れてしまった。その後ECUを交換したが、ギヤボックスの受けたダメージは大きかった。とにかく一度ピットレーンからスタートさせたが、すぐに可夢偉はギヤボックスのトラブルだと感じてクルマを止めるしかなく、残念な結果だった。ペドロは中古のオプションタイヤでスタートしたあと、早いタイミングでフリー走行で感触が良かった新品のプライムタイヤに履き替えさせた。しかしタイヤの温まりが悪く、ポジションを落としてしまった。今週末は厳しいものになったが、これから迎えるレースを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1イタリアGP