フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1 AMR26Bに好感触「路面に吸い付く」

FP1ではランス・ストロールが左リアサスペンションのトラブルで走行を終えたものの、アロンソは13番手を記録。FP2では赤旗やトラフィックの影響で十分なアタックはできなかったが、新仕様マシンの進化を強く実感している。
「クルマは路面に吸い付くようになった」
11戦を経て実戦投入されたAMR26Bについて、アロンソは第一印象を非常に前向きに語った。
「間違いなく格段に良くなった。クルマは路面に吸い付くような感覚があって、コーナーでグリップをコントロールしやすい。以前よりはるかに予測しやすく、運転しやすいクルマになっている」
ただし、それで満足しているわけではない。
「これはまだ最初の一歩だ。シャシーだけでなくエンジンでも、まだパフォーマンスを見つけていかなければならない。でも、間違いなく正しい方向へ進んでいる」
セットアップにもまだ伸びしろ
FP2ではフランコ・コラピントのクラッシュによる赤旗やトラフィックの影響で十分な周回を重ねることができず、アロンソのアタックラップもトラックリミット違反で抹消された。
それでもアロンソは、まだ速さを引き出せる余地があると見ている。
「赤旗やトラフィックで周回を最大限に生かすことができなかった。今日は新しいパーツをテストし、これまでとは大きく異なるセットアップの方向性を理解することに集中した。今夜さらに分析すれば、予選までにもっとパフォーマンスを引き出せるはずだ」

開発の相関関係を確認「来年にも重要」
アロンソが今回のアップグレードで最も評価したのは、シミュレーションどおりの成果が実車でも確認できたことだった。
「確実に良くなっているし、おおむね僕たちの予想どおりだ。新しいパッケージがクルマにもたらすと考えていた変化が、実際にサーキットでも確認できた。こうした相関関係は来年のプロジェクトにとっても非常に重要なんだ」
さらに、夏休み明けのオランダGPで投入が予定されているホンダの新型パワーユニットにも期待を寄せた。
「ザントフォールトは新しいエンジンを試す良い機会になる。僕たちは一歩ずつ前進している」
今回のアップグレードによってAMR26Bは空力性能やドライバビリティの改善を示し、チームが開発段階で予測していた効果も実車で裏付けられた。アロンソは「チームには前向きな雰囲気が生まれている」とも語っており、大規模アップデートは競争力の向上だけでなく、2027年マシン開発へ向けた重要な自信にもつながっているようだ。
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