F1ハンガリーGP40周年 ルイス・ハミルトンらレジェンドの名をコーナー名に採用

また、ルイス・ハミルトン、ナイジェル・マンセル、ジャン・アレジの3人は記念セレモニーにも参加し、それぞれの手形を採取。
この手形はコンクリート製モニュメントとしてサーキットのランオフエリアに恒久設置される予定となっている。
ファン投票と専門家によって決定した14コーナーの名称
今回の命名は、2025年のハンガリーGP期間中に行われたファン投票をベースに決定された。その後、1986年の第1回ハンガリーGP以来ハンガロリンクに携わってきたモータースポーツ関係者や専門メディア代表らで構成される審査委員会が候補を精査し、正式名称として採用した。
新たに命名された14コーナーは以下の通り。
ターン1:ピケ(Piquet)
ターン2:ハミルトン(Hamilton)
ターン3:スプリング(Spring)
ターン4:マンセル(Mansell)
ターン5:モジョロード(Mogyorod)
ターン6・7:ドライビングセンター(Driving Center)
ターン8・9:ブダ/ペスト(Buda / Pest)
ターン10:ダニューブ(Danube)
ターン11:アレジ(Alesi)
ターン12:シューマッハ(Schumacher)
ターン13:セナ(Senna)
ターン14:シス(Szisz)
歴史や功績を反映したコーナー名
ターン2には、ハンガロリンクで歴代最多となる8勝と9回のポールポジションを記録しているルイス・ハミルトンの名前が与えられた。
ターン1は、1986年の第1回ハンガリーGPを制したネルソン・ピケにちなむもの。同レースではアイルトン・セナをアウト側から豪快にオーバーテイクした名場面でも知られる。
ターン4は、1992年にこの地でワールドチャンピオンを決めたナイジェル・マンセルを称える。1987年には右リアホイールナットのトラブルで勝利を逃した一方、1989年には12番グリッドから逆転優勝を飾るなど、多くの名勝負を演じた場所でもある。
ターン11は、長年ファンの間で「アレジ・コーナー」と呼ばれてきた愛称が正式名称となった。ジャン・アレジは1995年のフリー走行でこのコーナーでクラッシュしたことでも知られている。
ターン12はハンガリーGPで4勝を挙げ、2001年には当地で4度目のワールドチャンピオンを決めたミハエル・シューマッハに由来する。
ターン13には、1986年の第1回ハンガリーGPでポールポジションを獲得したアイルトン・セナの名が与えられた。

サーキットやハンガリーゆかりの名称も採用
ドライバー名だけでなく、サーキットや地域にちなんだ名称も採用された。
ターン3の「スプリング」は、ハンガロリンクが「三つの泉の谷(Valley of the Three Springs)」に位置することに由来する。
ターン5の「モジョロード」は、サーキットが位置する自治体名から命名された。
ターン6・7は、1998年に開設されたハンガリー初のドライバー育成施設「ハンガロリンク・ドライビングセンター」にちなむ。
ターン8・9は、首都ブダペストを構成する「ブダ」と「ペスト」の名を採用。ターン10は、市内を流れるドナウ川(Danube)を称えた名称となった。
最終のターン14は、1906年にフランスで開催された史上初のグランプリで優勝したハンガリー生まれのドライバー兼エンジニア、フェレンツ・シス(Ferenc Szisz)の功績を称えて命名されている。
ハンガロリンクは1986年にF1ハンガリーGPの初開催地となって以来、数々の名勝負を生み出してきた。開催40周年を迎えた今回の命名により、その歴史とレジェンドたちの足跡がサーキットに刻まれることになった。
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