佐藤琢磨、ロマン・グロージャンに追突されて憤慨「彼は無謀だった」  / 2022年 インディカー 開幕戦
佐藤琢磨は、2022年のインディカー開幕戦セントピーターズバーグのFP2でロマン・グロージャンに追突され、「無謀」だと不満を露わにした。

佐藤琢磨は、フライングラップを開始するためにターン10で十分な距離を保とうとしていた。だが、そこに突然、ロマン・グロージャンが結構なスピードで突っ込んできた。皮肉なことに、佐藤琢磨の51号車は昨年までグロージャンが乗っていたマシンだ。

佐藤琢磨のマシンは空中に跳ね上がり、両方のマシンはセッションを外れた。

「残念な事故ですよね」と佐藤琢磨はNBCに語った。

「誰もがギャップを作ろうとしていました。それは正しいことです。

「誰もそのような状況になりたくないのは確かですが、僕たち全員が減速していました。少しキンクのあるターン9Aを通過した後、ブレーキを踏まなければなりませんでしたが、まだ0.5マイル近くあり、マシンが減速しているのが見えていたので、減速していました。コナー・デイリーも僕の後ろにいました」

「グロージャンは熱くなっていた。彼が何を考えていたのかわかりません。彼は無謀だった」

「朝の初めに、彼はすでにアウトラップ、インスタレーションラップで(エリオ)カストロネベスをヒットしています」

「彼はマシンがダブルワイドになっているのがはっきり見得たと思います…知りませんけど。彼を理解することができません」

後ろから誰かが速いスピードで迫っているのを知っていたかと質問された佐藤琢磨は「彼が熱くなっているのは見えましたが、前に車がいて、左にも車がいたので、どこにも行けませんでした。そして、彼を避けるために意図的に前の車にぶつかりたくなかったので、僕たちにできることは何もありませんでした」

「ご存知のとおり、これはプラクティスにすぎません。これはイエローに続く3回目のアウトラップです。あのように熱っても意味はありません」

「僕たちは全体的な時間を失いました。レッドタイヤさえ履けませんでした。残念です」

今年、デイル・コインに移籍した佐藤琢磨は、この時点で新しいチームのマシンで1日のテストと1回のプラクティスしかしていなかったため、特に不満を感じていた。

予選では佐藤琢磨は22番手に沈んだ。アンドレッティ・オートスポーツのロマン・グロージャンは5番手で予選を終えている。



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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / ロマン・グロージャン / インディカー