キミ・アントネッリ メルセデスF1開幕戦2位「2026年で最も難しい一戦」

19歳のアントネッリにとって週末は決して順調なものではなかった。フリー走行3回目でクラッシュを喫しながらも、メルセデスのメカニックがマシンを修復。予選ではフロントローを確保し、決勝ではスタートの遅れを挽回して2位までポジションを回復した。
アントネッリ「スタートはゲームチェンジャーだった」
「もちろんスタートがゲームチェンジャーだった」とアントネッリは語った。
「最終コーナーからの立ち上がりでパワーがなくて、マシンが入力に反応しなかった。とてもストレスの多い状況だった」
「スタートは本当に悪くて、多くのポジションを失ってしまった。でもマシン自体はとても強かった」
スタート直後、アントネッリはターン4までに5つポジションを落とし、7番手まで後退。しかしそこから追い上げを開始し、最終的にはチームメイトのラッセルに次ぐ2位まで順位を回復した。
ハードタイヤでは苦戦も終盤にペース回復
レースは波乱の展開となった。オスカー・ピアストリがグリッドへ向かうレコノサンスラップでクラッシュし、さらにアウディのニコ・ヒュルケンベルグもスタート前にリタイア。
12周目にはアイザック・ハジャーのマシンがストップし、バーチャル・セーフティカーが導入された。このタイミングでメルセデスはラッセルとアントネッリをダブルスタックでピットに呼び、ハードタイヤに交換した。
「正直なところ、そのときはよく分からなかった。でもマシンのペースはとても良かった」
「最初のスティントは本当に気分が良かった。ただハードタイヤではすぐにグレイニングが出て、少し難しい時間が続いた。でも終盤になるとペースは戻ってきた」
メルセデスは1ストップ戦略を維持し、最終的にラッセルとアントネッリが1-2フィニッシュ。開幕戦で理想的な結果を手にした。

「今季で最も難しいレースだった」
「最後は楽しかった。昨日のFP3のあと、メカニックが信じられない仕事をしてくれたおかげで今日の結果がある」とアントネッリは語った。
「週末の締めくくりとしては良い形だった。次は中国に集中する」
アントネッリはまた、2026年の新レギュレーション下で迎えた初のレースが、ドライバーとチームにとって大きな学習の場になったと強調した。
「みんなにとって大きな学びだった。テストはたくさんしたけど、レースウィークはまったく別物だ」
「上海ではエネルギーのデプロイメントを含め、すべてを最初から正確に合わせることが重要になる」
そしてオーストラリアGPについては、2026年シーズンの中でも特に難しいレースだったと振り返った。
「このレースはシーズンのスタートとしては、おそらく一番難しいレースだったと思う。ストレートが連続するコースで、エネルギーマネジメントが本当に難しい」
「ドライバーにとってもチームにとっても大きな学びだった。今年は開発のスピードもとても速くなるだろうし、間違った方向に進むことはできない。状況はすぐにひっくり返る可能性があるからね」
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