レッドブルF1首脳 Q1落ちセルジオ・ペレスに苦言「マシンの問題ではない」
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セルジオ・ペレスは、カナダGPの予選でQ1敗退を喫して16番グリッドに並ぶのがやっとだった。彼は前戦モナコでQ1落ちを経験しており、2戦連続となる。
レッドブル・レーシングとさらに2シーズン契約を結んだセルジオ・ペレスは、3レース前のマイアミグランプリ以来、予選でトップ10以内に入っていない。最近の成績不振以前は、最初の6レースすべてをトップ6以内からスタートしていた。
彼のチームメイトであるマックス・フェルスタッペンは、メルセデスのジョージ・ラッセルとラップタイムが同タイムとなり、記録した順でポールポジションを逃して2番手となった。
「マシンの問題ではない。マックスを見ればそれがわかる。もっと心理的な問題だと思う」とヘルムート・マルコはServusTVに語った。
「接戦だったし、コンディションが変わると、さらに難しくなる。だが、もう3回目(Q3に出場できない)というのは痛い」
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セルジオ・ペレスはQ2に進出できると思われたが、Q1の終了間際にウィリアムズのアレックス・アルボンがタイムを更新し、最終的にQ1敗退となった。
ペレスはタイヤをうまく機能させることができなかったことを認め、予選を「完全な惨事」と評した。
「主な問題はリアエンド、リアアクスルだった」とペレスはF1TVに語った。「少し悪くなったように感じた」
「多くのマシンにとって、とても奇妙な感覚だったと思う。僕らに関しては、タイヤのスイッチを入れることができなかった。タイヤのスイッチを入れるのに時間がかかった」
「完全な惨事だった。終盤にアタックしたときは、まともに走ることができなかったんだと思う」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1カナダGP / セルジオ・ペレス