レッドブルF1、10年間優勝できなかったオーストラリアGPで通算350目
レッドブル・レーシングは、2023年F1オーストラリアGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが5位でフィニッシュした。
フェルスタッペンは蹴り出しが遅く、2台のメルセデスに遅れをとってしまう。1回目のセーフティカーで彼はピットインせず、ラッセルがピットインしたため、フェルスタッペンは赤旗中断後に2位に浮上し、フレッシュタイヤでハミルトンを簡単に攻略した。
そこからフェルスタッペンは一時はロックして大きく後退したがリードを維持して通算23勝目。ペレスは、序盤の赤旗でハードタイヤでのロングランを断念したかに見えたが、ピットレーンからスタートしたマシンのペースを十分に引き出し、順位を上げていくことができた。
クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
「3パートに分かれる複雑なレースになった。レーススタートは私たちに上手く働かなかったが、リスタートではマックスがポジションをホールドし、ルイスとのバトルを制したあとはレースを上手くコントロールできていた。レースマーシャルは常に安全第一で考えているし、ドライバーの安全が何よりも重要だが、最終盤のリスタートは少しフラストレーションが溜まった。しかし、有り難いことにチームは何も失わずに済んだ。マシンのペースは素晴らしく、マックスも好調だった。マックスの優勝は彼のドライビングに相応しいものだが、素晴らしいレースを実現するために一丸となって働いてくれたレースチームとファクトリーのスタッフも同じく称賛に値する。チェコも見事なドライビングを披露してファステストラップと5位を獲得した。オーバーテイクが非常に難しいサーキットでピットレーンスタートから素晴らしいリカバリーを見せてくれた。全体的なパフォーマンスには大いに満足している。通算350戦目という節目に10年間優勝できなかったサーキットで優勝できたことに興奮を覚えている」
マックス・フェルスタッペン(優勝)
「今日はスタートが良くなかった。失うものが大きく、得るものも大きい状況だったので、1周目は慎重に入ってしまったけれど、リスタート後はペースが良好で、レースの大半で十分なギャップを得られていた。今日の一連の赤旗中断は不要だったように思うし、ストレスが溜まったけれど、全員が無事だったし、僕たちは優勝できた。これが何よりも重要だ。僕にとってはオーストラリアGP初優勝だったのでかなり嬉しいし、チームにとっても久しぶりのオーストラリアGP優勝だったので、全員にとって大きな意味がある。チェコも素晴らしいリカバリーを見せたしね。カオスな1日になったし、長時間の中断もあったけれど、ファンが楽しんでくれていたので良かった」
セルジオ・ペレス(5位)
「今日は良いリザルトだった。当然ながら、昨日はマシンに対する自信を少し失ってしまったけれど、ひと晩かけていくつもの変更を加えたことがレースの助けになった。最初のスタートはかなり良く、3つか4つほどポジションを上げたけれど、その後はDRSトレインにはまってしまい少し苦労した。そのあとも前に出られなかったのでフラストレーションが溜まったけれど、タイヤのデグラデーションが低く、他のドライバーたちが早いうちにハードタイヤに交換してしまった状況ではポジションアップはとても難しかった。序盤からもう少し攻めていたらもっと上の順位でフィニッシュできていたのかもしれないけれど、5位完走には満足しているし、しかもファステストラップまで記録できた。全体的には数週間後のバクーに向けた自信が得られるレースだったし、次のレースでのチャレンジが楽しみだ」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストラリアGP / セルジオ・ペレス / マックス・フェルスタッペン
フェルスタッペンは蹴り出しが遅く、2台のメルセデスに遅れをとってしまう。1回目のセーフティカーで彼はピットインせず、ラッセルがピットインしたため、フェルスタッペンは赤旗中断後に2位に浮上し、フレッシュタイヤでハミルトンを簡単に攻略した。
そこからフェルスタッペンは一時はロックして大きく後退したがリードを維持して通算23勝目。ペレスは、序盤の赤旗でハードタイヤでのロングランを断念したかに見えたが、ピットレーンからスタートしたマシンのペースを十分に引き出し、順位を上げていくことができた。
クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
「3パートに分かれる複雑なレースになった。レーススタートは私たちに上手く働かなかったが、リスタートではマックスがポジションをホールドし、ルイスとのバトルを制したあとはレースを上手くコントロールできていた。レースマーシャルは常に安全第一で考えているし、ドライバーの安全が何よりも重要だが、最終盤のリスタートは少しフラストレーションが溜まった。しかし、有り難いことにチームは何も失わずに済んだ。マシンのペースは素晴らしく、マックスも好調だった。マックスの優勝は彼のドライビングに相応しいものだが、素晴らしいレースを実現するために一丸となって働いてくれたレースチームとファクトリーのスタッフも同じく称賛に値する。チェコも見事なドライビングを披露してファステストラップと5位を獲得した。オーバーテイクが非常に難しいサーキットでピットレーンスタートから素晴らしいリカバリーを見せてくれた。全体的なパフォーマンスには大いに満足している。通算350戦目という節目に10年間優勝できなかったサーキットで優勝できたことに興奮を覚えている」
マックス・フェルスタッペン(優勝)
「今日はスタートが良くなかった。失うものが大きく、得るものも大きい状況だったので、1周目は慎重に入ってしまったけれど、リスタート後はペースが良好で、レースの大半で十分なギャップを得られていた。今日の一連の赤旗中断は不要だったように思うし、ストレスが溜まったけれど、全員が無事だったし、僕たちは優勝できた。これが何よりも重要だ。僕にとってはオーストラリアGP初優勝だったのでかなり嬉しいし、チームにとっても久しぶりのオーストラリアGP優勝だったので、全員にとって大きな意味がある。チェコも素晴らしいリカバリーを見せたしね。カオスな1日になったし、長時間の中断もあったけれど、ファンが楽しんでくれていたので良かった」
セルジオ・ペレス(5位)
「今日は良いリザルトだった。当然ながら、昨日はマシンに対する自信を少し失ってしまったけれど、ひと晩かけていくつもの変更を加えたことがレースの助けになった。最初のスタートはかなり良く、3つか4つほどポジションを上げたけれど、その後はDRSトレインにはまってしまい少し苦労した。そのあとも前に出られなかったのでフラストレーションが溜まったけれど、タイヤのデグラデーションが低く、他のドライバーたちが早いうちにハードタイヤに交換してしまった状況ではポジションアップはとても難しかった。序盤からもう少し攻めていたらもっと上の順位でフィニッシュできていたのかもしれないけれど、5位完走には満足しているし、しかもファステストラップまで記録できた。全体的には数週間後のバクーに向けた自信が得られるレースだったし、次のレースでのチャレンジが楽しみだ」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストラリアGP / セルジオ・ペレス / マックス・フェルスタッペン