ピレリ、18インチF1タイヤのテスト初日に94周を走破
ピレリは9月12日(木)に2021年に導入する18インチのF1タイヤのテストを開始。94周を走破した。

現在、F1では13インチのタイヤが使用されているが、2021年のF1世界選手戦からはF1レギュレーション変更の一部として5インチアップされた18インチのF1タイヤが導入されることになっている。

ピレリは木曜日にポール・リカールでF1マシンによる18インチのF1タイヤのテストをスタート。特別に構成されたルノーの“ミュールカー”でリザーブドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンが94周を走破した。

ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラは、テストに先立ち「何を期待すべきかという明確なアイデアない」と述べていた。

F1に先立ち、FIA-F2で2020年から18インチタイヤの導入が決定している。

「我々は18インチでのF2テストを介している。かなり順調に進んでおり、F1でも同じ結果を期待している。“シェイクダウン”と呼びたくはない。2日間テストを行い、かなり大きなプログラムを用意しているからだ」

「より良いアイデアを得るために異なるソリューションをテストしたいと思いっている。来年にむけてベースラインを理解するために3回のセッションがある。もちろん、その後、完成させるために丸一年ある。何度も言っているが大きなチャレンジだ」

テストでは、来季からルノーでのF1復帰が決定しているエステバン・オコンが、リザーブドライバーを務めるメルセデスのマシンで2020年型のF1タイヤをテストしている。

テストは明日も同じラインアップで行われる。



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カテゴリー: F1 / ピレリ