ランド・ノリス マクラーレンF1にの現状に危機感「改善すべきことは多い」

マクラーレンはシルバーストンでフェラーリとメルセデスのペースに及ばず、ノリスはマシンのグリップとダウンフォース不足を指摘。アップグレードによる巻き返しに期待を寄せる一方で、「必要なのは今だ」と早期改善を求めた。
母国戦でも苦戦「改善すべきことは多い」
ランド・ノリスは決勝を4位で終えたが、その結果以上にマシンのパフォーマンス不足を問題視した。
アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)のマシントラブルやマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアによって順位を上げたものの、自力で優勝争いに加わる速さはなかった。
「今日のフィーリングを考えれば、4位とスプリント3位は本当に驚くべき結果だと思う」
「もちろん今日は運もあった。でもレースは完走することも重要だし、信頼性やミスをしないことも大切だ。マックスやキミに何が起きたのかは分からない」
「スタートも悪かった。理由は分からないから調べないといけない。それに今日はマシンがまったく乗りやすくなかった。改善すべきことは本当に多い」
「結果だけを見ればポジティブだけど、それが一番大事なことだとしても、その結果を得るためのペースは本当に良くなかった。大きく前進する必要がある」
課題はグリップとダウンフォース不足
ノリスは、マクラーレンのMCL40がシルバーストンのような高速コーナー主体のサーキットでは十分な性能を発揮できなかったと分析した。
その原因として、グリップとダウンフォースの不足を挙げ、現在開発中のアップグレードによる改善に期待を寄せている。
ドライバーズランキングでは首位のアントネッリに82ポイント差をつけられているが、残り13戦あることからタイトル防衛の可能性はまだ失われていないと考えている。
「チームが状況を立て直せると信じている。レースに勝てるマシンも、チャンピオンを獲れるマシンも作れるチームだから心配はしていない」
「今は時間との勝負だ。まだタイトル争いから脱落したとは思っていない。でも必要なのは後ではなく今なんだ」

ピアストリは接触でノーポイント
チームメイトのオスカー・ピアストリも厳しいレースとなり、1周目の接触でフロントウイングを損傷。早々にピットストップを強いられ、11位でノーポイントに終わった。
ピアストリはスタート直後のアクシデントについて次のように説明した。
「ターン6へ向かう途中でレーシングブルズの2台に挟まれた。ストレートで3台横並びになって、そのまま3台で1つのコーナーに入ろうとして、うまくいかなかった」
マクラーレンは母国戦でスプリント3位と決勝4位を確保したものの、フェラーリやメルセデスとの差は明確だった。ノリス、ピアストリともにマシンの改善を課題に挙げており、今後投入されるアップグレードが巻き返しの鍵となりそうだ。
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