キミ・アントネッリ F1イギリスGPに落胆「悪いことが次々と起きた」

ポールポジションからスタートしたアンドレア・キミ・アントネッリは、ルイス・ハミルトンを抜き返して首位シャルル・ルクレールを追走。しかし、左フロントのホイールシールドが脱落するトラブルに見舞われ、優勝争いから脱落した末にノーポイントという厳しい結果に終わった。
優勝争いを断ったマシントラブル
アントネッリは52周のレース終盤、ルクレールとの差を縮めながら優勝争いを展開していた。しかし41周目に左フロントのホイールシールドが脱落し、ステアリング操作が困難な状態に陥った。
このトラブルに対応するため追加で2度のピットストップを強いられ、さらにコース外走行を繰り返したことでトラックリミット違反による5秒ペナルティも科された。
それでも10位入賞の可能性を残していたが、48周目のマックス・フェルスタッペンのクラッシュでセーフティカーが導入。隊列が縮まったことでペナルティの影響が大きくなり、最終的に16位まで順位を落としてノーポイントに終わった。
「悪いことが次々と起きた」
アントネッリはレース後、状況が次々と悪化していったことへの無念さを率直に語った。
「信じられなかった。悪いことが次々と起きたからね」
「最後のピットストップ後は、まだ何とか走れる状態だった。それでもダウンフォースをかなり失っていたけど、ペナルティがあっても10位は十分狙えたと思う」
「後続との差を広げていたし、必要なギャップは築けると思っていた。でもセーフティカーが出た時点で終わったと分かった」

相次ぐ不運にも前を向く
アントネッリは前日のスプリントで優勝した一方、決勝ではノーポイントに終わった。これにより、ランキング2位のジョージ・ラッセルとの差は週末前の40ポイントから25ポイントへ縮まった。
また、今回のノーポイントは今季2度目となる。第7戦スペインGPでも2位走行中にマシントラブルでリタイアしており、優勝や表彰台を争う中で結果を失う展開が続いている。
「5戦連続5勝という素晴らしい流れが続いていたし、すべてがうまく行きすぎていたのかもしれない」
「3戦で2回リタイアしてしまい、本当に受け入れるのは難しい。バルセロナでは2位を走っていたし、ここでは優勝を狙っていた」
「勝てるチャンスは十分あったし、仕掛けられる位置まで近づいていた。本当に残念だけど、挑戦する機会すらなかった。でも結果は結果だし、大事なのはもっと強くなって戻ってくることだ」
今回のイギリスGPでは、優勝を狙える速さを示しながらも予期せぬマシントラブルによってノーポイントという厳しい結果に終わったアントネッリ。それでもイタリア人ルーキーは不運を受け止め、再び勝利を目指して次戦ベルギーGPでの巻き返しを誓っている。
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